再 未来日本昔話

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 2009年12月21日掲載分です。
引き続き、おばあちゃんとまさる君(10歳)は、「永住外国人への地方参政権付与法案(以下、参政権問題)」を話し合います。
「まさる、昨日は、どうして、各党とも、この問題に熱心な人が多かったかということろで終わったね」
「うん」
「情けない話だけど、自民党、民主党、公明党は、自分の支持基盤を強くするために、参政権問題を訴えた人が多かったんだよ」
「それだけ? なんか情けないね。国がつぶれるはずだよ」
「そうだね。もし、この法案が通ってしまったら、この法案を拒否した政党には、在日の人たちは投票しないからね。それだけなんだよ」
「国がつぶれるはずさ」
「共産党は、もっとひどいけどね」
「なあに?」
「国籍を一切なくして、同じ土壌でいいじゃないか。地球はひとつじゃないか。という考え方を『コスモポリタン』というんだけど、そのコスモポリタンの究極が『コミンテルン』と呼ばれるものなの」
「コミンテルン?」

「そうよ、かつて共産主義者というのは、世界から国境をなくそう。そのためには、武力革命でもいい、と言っていたの。中国が大東亜戦争後、侵略したチベットや新彊ウイグル自治区などは、まさにその典型なの」
「えっ、中国って侵略国家なの?」
「そうだよ」
「なのに、日本を侵略国家って言っていたの?」
「それが、外交ってものさ。話を戻すね。そうやって、共産主義は武力によって自分たちの都合のよい世界を作ろうとしたやからなんだよ。でも、他国にはそれを強制しながら、自国には他の侵入を許さないんだよ」

「なんか、政治って怖いね」
「そうだよ。だから、国民一人ひとりがしっかりと勉強して、そして、国防をしっかりとする必要があるんだよ。力なき正義は国際社会では正義ではないんだよ」

「そうだね」
「共産党はね、武力では無理だと思ったので、政治の主体を『国民』から『住民』『市民』におきなおすことで、国家意識の希薄化を図ろうとしたの」
「ほんとに怖いね。よくわかった。でも、おばあちゃん、共産党のやり方は別にして、地方参政権がなぜ、国家にまで影響を及ぼすの?」
「ほんとうにいつもよい質問をするね。じゃあ、それは明日教えてあげよう」

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このページは、宝徳 健が2013年4月14日 14:03に書いたブログ記事です。

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