我が國における宗教とは（皇紀二千六百七十三年七月二十九日の日誌）

　毎朝、神棚を拝礼し、皇居と宗像大社を遙拝しています。般若心経も唱和していますが、別に私は神仏にすがっているとは思っていません。神様や仏様に何かをお願いしたこともありません。

　神社やお寺で、手を合わせて必死にお願いしている人を見ると「かなうといいけど、神様や仏様はそんじょそこらじゃ聞いてくれないよ」と思います。人間が歌や踊りを覚えたのは、神に願いを伝えるためです。でも、なかなか聞いてくれないので、踊ったり歌ったりしてこちらに注意を引こうとします。古代の歌などは神様を脅す文句も入っています。神様にお願いするのではなく「訴える」→「うったえる」「うったぶ」→「歌う」となりました。だから、じっと手を合わせてお願いしても届きません。なんというひどいことを言うやつだと思われるでしょうけれど、そうなんですもの。

　神や仏に祈るのは、自分を律するためです。だらけた欠点だらけの私は、こうでもしないと自分を律することが出来ないので、毎朝、拝礼しているだけです。

　我が國は、宗教が無くても道徳が保てる世界で唯一の國です。天皇陛下を中心とした家族主義という世界で唯一の國体があるからです。ですから、「宗教」と聞くと、目をひそめる方もたくさんいらっしゃいます。変な宗教も多いしね。

　我が國が素晴らしいのは、追求する生き方そのものが、普通の生活そのものが宗教だったので、別に、改めて宗教が必要ではなかっただけです。それが、戦後の不埒な日教組の過った教育と憲法とアカイメディアと占領軍の戦争犯罪プログラムで無茶苦茶になりました。

　もう一度、國体を思い出せばいいだけの話です。「じゃあ、なんで般若心経を読むのか」ですって？
西洋やアラブの宗教のように外の神を求めるのではなく、東洋の思想は人間の心のうちに神や仏（つまり大宇宙）を求めます。仏教を学びたいのではなく、心を整えたいから。松原泰道先生の教えは、胸に突き刺さります。それだけです。

　実体のない心、すぐにコロコロ変わる心、素晴らしいのに弱い心・・・。どんなに修行を積んでも、乱れる心・・・。死ぬまでにちゃんと心を創れるのかなあ。これだけが願いです。


 コ レキヨの恋文、超訳・易経、プリンシプル、月刊致知二月号、白洲次郎　占領を背負った男、歴史街道2月号、精神論抜きの電力入門、知の愉しみ　知の力、歴 史に学ぶリーダーシップ、親子のための仏教入門、孤愁（サウダーデ）、絢爛たる悪玉、南洲翁遺訓を読む　わが西郷隆盛論、ひととき2月号、三国志　人間通 になるための極意書に学ぶ、四書五経入門、ＷＥＤＧＥ３月号、ＷＩＬＬ３月号、WILL2010年10月号、子々孫々に語り継ぎたい日本の歴史、東京裁判 を裁判する、昭和史、ジョージ・ブッシュが日本を救った、偉人リンカーンは奴隷好き、オバマ大統領は黒人か、サダム・フセインは偉かった、孫子　勝つため に何をすべきか、十八史略　上　安岡正篤、月間致知三月号、一個人　仏教美術入門、サライ二月号　必見の美術展全ガイド、易と人生哲学、歴史通3月号、取 り戻せ、日本を。、皇室入門、できる人の生き方に学ぶ　ヒルティ、ひととき三月号、一個人　イタリア・ルネサンス絵画入門、この世に恋して、新しい国へ、 WiLL4月号、十八史略　下、日本興国論、新天皇論、経済の自虐主義を排す、月間致知四月号、愛と死をみつて、いのちの日記、ひらめき脳、読む年表、 ＷＩＬＬ5月号、ひととき4月号、近代日本は日本がつくった、生命ある日に、正論5月号、統計学が最高の学問である、正論1月号、日本よカダフィ大佐に習 え、ジョージ・ブッシュが日本を救た男、昭和の三傑、幹部の器量　宋名臣言工録に学ぶ、私訳歎異抄、正論六月 号、致知六月号、ゲシュタルト療法、密教入門、法華経入門、中国・韓国に二度と謝らないための近現代史、この世の偽善、ひととき六月号、ウェッジ六月号、 父母恩思経、ＷＩＬＬ六月号、子どもの心に光を灯す、ひととき六月号、ウエッジ六月号、致知七月号、正論七月号、日本二千六百年史、歴史通七月号、五輪 書、心がスーッとなるブッダの言葉、苅萱堂、サンデルよ正義を教えよう。WILL八月号、デフレの正体、ひととき七月号、居酒屋コンフィデンシャル、歎異抄、実語教　、致知八月号、「 ｢ｱﾍﾞﾉﾐｸｽ亡国論｣のｳｿ 投資ｼﾐｭﾚｰｼｮﾝで読み解く｢復活｣の根拠」、反・自由貿易論、病院の事業継続計画、手足のないチアリーダー、太宰治、童子教、時流を読む眼力、強い経済が強い日本をつくる、時流を読む眼力、日本の心の教育、中村久子先生の一生、一日一センチの改革 、ＷＩＬＬ九月号、ひととき八月号、ウェッジ八月号、中国と韓国に二度と謝らないための現代史、般若心経のこころ、空海の生涯、般若心経入門