小利に動かされざるは

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 佐藤一斎先生の「言志四録」からです。

「爵禄を辞するは易く、小利に動かされざるは難し」
「官位や俸禄などの大きな恩恵を辞退するのは、自分の正義感を満足させるために、実行しやすいものであるが、小さな利欲は自分でも大したことではないとして、動かされないでいるのは難しい」

 確かにそうかもしれませんね。「このぐらいはいいかな」という判断が大局を狂わせたのは歴史を観ても数あります。人間の恐ろしさです。かの有名なウォーター事件などもそうです。

これくらい いいではないかと 考える 心の隙が 人狂わせる

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このページは、宝徳 健が2013年8月19日 00:59に書いたブログ記事です。

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