昭和三十九年　2（皇紀二千六百七十三年九月十三日の日誌）

　小柄な我が國の女性が、当時世界NO.1だった大きな大きなソ連を破るのは並大抵の練習ではなかったともいます。きつい練習には不平不満も出たでしょう。大松監督は言います。「だまって俺についてこい！！！」

　今ならパワハラになりますね（笑）。おかしな世の中になったものです。当時の子供向けテレビドラマは、オリンピックやスポーツの試合で活躍した種目が題材になっていました。「アタックNO.1」「サインはV」「キックの鬼」「巨人の星」などなど。國威発揚です。よいことです。

　昭和三十九年は、週刊誌が50円でした。今は360円ですから約7倍です。タクシー初乗りが100円です。約7倍。サラリーマンの給料は平均1万円いってませんでした。今は30万円ぐらいなのでしょうか？ということは、やはり当時よりも豊かになっています。

　「愛と死をみつめて」が出版され「若きいのちの日記」が映画化されました。ひょっこりひょうたん島が始まりました。懐かしいなあ。

♪波を　ちゃぷちゃぷ　ちゃぷちゃぷ　かきわけて　ちゃぷちゃぷちゃぷ
雲を　すいすい　すいすい　追い抜いて　すいすいすい
ひょうたん島はどこへゆく僕らを乗せてどこへゆく　うううう　うううう
丸い地球の　水平線に　何かがきーっと待っている　う
苦しいこともあるだろさ　かなしいこともあるだろさ
だけど僕らはくじけない　泣くのはいやだ笑っちゃお
すすめー　ひょっこりひょうたん島　ひょっこりひょうたん島　ひょっこりひょうたん島♪





　昔のドラマは夢がありました。ＮＨＫもまだまともだったのかな？

　海外旅行が完全自由化になった年でもあります。我が國が國民の努力で敗戦後のショックから立ち直りつつありました。

　昭和三十年代はいいですね。


※今年はあと、百九日。時分に誠実に生きられますように。

【昨日の食事】
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