本然の真己、軀殻の仮己

| コメント(0) | トラックバック(0)
 佐藤一斎先生の「言志四録」からです。

「本然の真己(しんこ)有り。軀殻(くかく)の仮己(かこ)有り。須(すべか)らく自ら認め得んことを要すべし」
「大自然の真理に基づいて、善悪を判断できる真の自己があり、身体を備えた外見上の仮の自己がある。この二つの自己があることを認めた上で、真の自己を自覚確認することが大切である」

 心理学でいうと、論理療法です。自分の立ち位置をしっかりと見つめろということです。良いものも悪いものもあるということです。きれいごとだけ見つめるなですね。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/4887

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2013年9月 5日 07:15に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「司法による国家破壊と、メディアの凋落」です。

次のブログ記事は「昭和三十八年(皇紀二千六百七十三年九月四日の日誌)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。