重陽の節句

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 毎年書いている気がしますが(笑)。

 今日は、五節句の一つ重陽の節句です。

人日(じんじつ)の節句:一月七日:七草粥
上巳(じょうし)の節句:三月三日:ひな祭り
端午の節句:こどもの日
七夕(しちせき)の節句:七夕
重陽(ちょうよう)の節句:菊の節句

です。

 支那の陰陽思想では奇数が陽です。陽で一番大きな数字九が重なる日です。

 奇数の重なる月日は陽の気が強すぎるため不吉とされ、それを払う行事として節句が行なわれていましたたが、九は一桁の数のうち最大の「陽」であり、特に負担の大きい節句と考えられていました。後、陽の重なりを吉祥とする考えに転じ、祝い事となったものです。邪気を払い長寿を願って、菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた酒を酌み交わして祝ったりしていました。

 こういう風習は続けたいものです。

 すっかり涼しくなりました。秋ですね。暑い暑い夏を乗り越えたご褒美を天が私たちにくださいます。

 うんと実りを楽しみましょう。

乗り越えた 夏の暑さを 忘れつつ 実り手に入れ 豊かさを知る

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このページは、宝徳 健が2013年9月 9日 11:02に書いたブログ記事です。

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