惜陰

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 佐藤一斎先生の「言志四録」からです。

「人は少壮の時に方(あた)りては、惜陰(せきいん)を知らず。知ると雖も太(はなは)だ惜しむには至らず。四十を過ぎて後、始めて惜陰を知る。既に知るの時は、精力漸(ようや)く耗(もう)せり。故に人の學を為(おさ)むるには、須(すべか)らく時に及びて立志勉励するを要すべし。しかざれば則(すなわ)ち百たび悔ゆるとも又竟(つい)に益無からむ」
「人は若くて元気な時は、思うように行動することが出來、時間を大切にすることを知らない。たとえ知っていても、本当に惜しむことをわかっていない。四十歳を過ぎる頃から、はじめて、時間を惜しむことがわかってくるが、その頃になると、精力がだんだん衰えてくる。だから学問に志すときには、若い時に志を立て、大いに勉め励まなければならない。そうでないと、後になって、どんなに悔やんでも追いつかず、無益である」

 若いうちにサボっていた私はどうすればいいのでしょうか・・・・・(笑)。

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このページは、宝徳 健が2013年9月10日 01:55に書いたブログ記事です。

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