蟄虫坏戸

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 今は、七十二候 秋分 次候 「蟄虫坏戸」です。「すごもりのむしをとざす」と読みます。

 虫が土中に掘った穴をふさぐ頃だからだそうです。
 実りの秋です。車窓から近江平野をみると稲穂が黄金に輝いています。斎庭の稲穂の神勅(ゆにわのいなほのしんちょく)の世界が、延々と続いています。世界最古の國 日本。世界で唯一歴史が連続した國 日本。美しいですね~。

 岐阜県を電車で走ると、栗がたわわに実を結んでいます。

 鯖のおいしい季節でもあります。

 九州に住んでいた頃、朝、市場のおいちゃん(福岡ではこう云う)が、市場で余った魚を発泡スチロールの箱に入れて、各家庭に売りに来ます。烏賊や鯖を母が買って、朝ごはんに出してくれていました。烏賊はいかそうめんに、鯖は鯖茶漬けにします。当時は「また、鯖や~」と思っていましたが、なんと贅沢なことをしていたのでしょうか(笑)。

 鯖を読むという言葉があります。鯖は大変傷みやすいので、数をごまかして素早く数えたことに由来しています。

 月に一度、仕事で小浜に行きますが、焼き鯖定食のおいしいこと、おいしいこと。

 暑い暑い夏を乗り越えて、たくさんの実りが私たちの心を満たしてくれます。

いつのまに 秋空広がり 田畑では 一年間の 実りを迎え 

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このページは、宝徳 健が2013年9月29日 08:46に書いたブログ記事です。

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