佐藤一斎先生の「言志四録」からです。
「看來たれば宇宙内の事、曷(なん)ぞ嘗(かつ)て悪有らん。過不及有る処即ち是れ悪なり。看來たれば宇宙内の事、曷(いずくん)ぞ嘗て善有らん。過不及無き処即ち是れ善なり」
「看來たれば宇宙内の事、曷(なん)ぞ嘗(かつ)て悪有らん。過不及有る処即ち是れ悪なり。看來たれば宇宙内の事、曷(いずくん)ぞ嘗て善有らん。過不及無き処即ち是れ善なり」
「考えてみると、世の中の事でどうして「悪」というものがあろうか。それは、過ぎたり及ばなかったり、「中庸」を得なかったことが「悪」というものではなかろうか。同様に「善」についても、過不及なく「中庸」を得ているものが「善」と言えると思う」
この中庸ということばは、奥が深いですね。また学びなおさないと。
この中庸ということばは、奥が深いですね。また学びなおさないと。
コメントする