2013年11月アーカイブ

超訳 倉山満

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 いつも通り、まず、特定秘密保護法案の条文をみましょう。事実を知ってから自分の意見を述べましょう。客観性のない主観はただの思い込みです。

(特定秘密の指定)

第三条 行政機関の長(当該行政機関が合議制の機関である場合にあっては当該行政機関をいい、前条第四号及び第五号の政令で定める機関(合議制の機 関を除く。)にあってはその機関ごとに政令で定める者をいう。第十一条第一号を除き、以下同じ。)は、当該行政機関の所掌事務に係る別表に掲げる事項に関 する情報であって、公になっていないもののうち、その漏えいが我が国の安全保障に著しい支障を与えるおそれがあるため、特に秘匿することが必要であるもの(日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法(昭和二十九年法律第百六十六号)第一条第三項に規定する特別防衛秘密に該当するものを除く。)を特定秘密として指定するものとする。

2 行政機関の長は、前項の規定による指定(附則第四条を除き、以下単に「指定」という。)をしたときは、政令で定めるところにより指定に関する記 録を作成するとともに、当該指定に係る特定秘密の範囲を明らかにするため、特定秘密である情報について、次の各号のいずれかに掲げる措置を講ずるものとす る。

一 政令で定めるところにより、特定秘密である情報を記録する文書、図画、電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られる記録をいう。以下この号において同じ。)若しくは物件又は当該情報を化体する物件に特定秘密の表示(電磁的記録

にあっては、当該表示の記録を含む。)をすること。

二 特定秘密である情報の性質上前号に掲げる措置によることが困難である場合において、政令で定めるところにより、当該情報が前項の規定の適用を受ける旨を当該情報を取り扱う者に通知すること。

3 行政機関の長は、特定秘密である情報について前項第二号に掲げる措置を講じた場合において、当該情報について同項第一号に掲げる措置を講ずることができることとなったときは、直ちに当該措置を講ずるものとする。

 何かおかしいですか?

 では、素晴らしき若き獅子 倉山満の憲法論をみましょう。
 秘密保護法案に対して難癖をつけている輩がたくさんいます。こいつらはきっと条文を読んでいない愚か者の集まりです。とくにメディアがひどい。では、メディアの面々よ、私のこの質問に答えることができるか!?

丹後七姫

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 丹後半島にかかわりに深い七人の女性を紹介しています。七人目は静御前です。

 今の子供たちは、牛若丸と弁慶の歌は知っているのだろうか?

一条路を見

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 佐藤一斎先生の「言志四録」からです。

「凡そ大硬事(だいこうじ)に遇わば。急心もて剖決するを消(もら)いざれ。須らく姑(しばら)く之を舎(お)くべし。一夜を宿し、枕上(ちんじょう)に於いて粗商量(ほぼしょうりょう)すること一半(いっぱん)にして、思いをさ齎(もた)らして寝(い)ね、翌旦の清明なる時に及んで、続き之を思惟(しい)すれば、則ち必ず恍然として一条路を見、就即(すなわ)ち義理自然に湊泊(そうはく)せん。然る後に徐(おもむろ)に之を区処せば、大概錯誤を致さず」

朔風払葉

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 いつの間にか、七十二候 五十九候 小雪 次候 「朔風払葉」です。「さくふうをはらう」と読みます。

超訳 倉山満

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 倉山さんの憲法論に入る前に、秘密保護法案の条文の続きを掲載します。読みもしないのに、ガーガー言わない。結論先にありきで真実から目をそらさない。どこかの辯護士が、ガーガーほざいていました。官僚や弁護士は、確かに難しい試験を通り抜けたのかもしれません。ただ、知識を智慧に変えることができる人が少ないことも事実です。

(定義)

第二条 この法律において「行政機関」とは、次に掲げる機関をいう。

一 法律の規定に基づき内閣に置かれる機関(内閣府を除く。)及び内閣の所轄の下に置かれる機関

二 内閣府、宮内庁並びに内閣府設置法(平成十一年法律第八十九号)第四十九条第一項及び第二項に規定する機関(これらの機関のうち、国家公安委員会にあっては警察庁を、第四号の政令で定める機関が置かれる機関にあっては当該政令で定める機関を除く。)

三 国家行政組織法(昭和二十三年法律第百二十号)第三条第二項に規定する機関(第五号の政令で定める機関が置かれる機関にあっては、当該政令で定める機関を除く。)

四 内閣府設置法第三十九条及び第五十五条並びに宮内庁法(昭和二十二年法律第七十号)第十六条第二項の機関並びに内閣府設置法第四十条及び第五十六条(宮内庁法第十八条第一項において準用する場合を含む。)の特別の機関で、警察庁その他政令で定めるもの

五 国家行政組織法第八条の二の施設等機関及び同法第八条の三の特別の機関で、政令で定めるもの

六 会計検査院

※つまり、ここに関係する人間は国家機密を漏らすなよということ。何が悪いのかさっぱりわかりません。國民の知る権利??? 条文も読まない國民に左翼やメディアが誤った情報を提供することが國民の知る権利ではありません。



 ごめんなさい昨日数を間違えました。もう、今日が六人目ですね。

 子どもの頃、「安寿と厨子王」という本を読んで、「自分がこうなったらいやだなあ~、怖いな~」と思ったことを覚えています。

超訳 倉山満

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 秘密保護法案について、野党やメディアがガーガー言っています。ばっかじゃないの? この法案を通すのに議論は不要です。早く成立させて「まともな國」になる一歩を踏み出すしかありません。スパイ防止法もほしい。

 秘密保護法案について、野党の政治家やメディアが言っていることを聞いたり読んだりしたらびっくりします。特に、池上彰の文章を読んだとき、ひっくり返りそうになりました。ちゃんと条文を読めよ。それとも支那か朝鮮から金をもらって妨害しているのかい???

 これは冗談ではありません。昔の学生運動の時、学生運動に支那の金が流れていたのは有名な話です。

 また、安保改定の時、國が壊れそうなぐらい一部の無能な國民が反対しました。メディはこれを支持しました。そのとき、メディアも含めて、きちんと日米安保条約を読んでいたのは、1割だけだったと言われています。あとは、支那とメディアに騙された愚かな國民でした。反対するなら、しっかり読めよ。だいたい、左翼というのは、結論先にありきなので、どんな素晴らしいことでも、一度決めた結論からはずれていると反対します。

 条文を少しずつ紹介します。

第一章 総則

(目的)

 第一条 この法律は、国際情勢の複雑化に伴い我が国及び国民の安全の確保に係る情報の重要性が増大するとともに、高度情報通信ネットワーク社会の発展に伴いその漏えいの危険性が懸念される中で、我が国の安全保障に 関する情報のうち特に秘匿することが必要であるものについて、これを適確に保護する体制を確立した上で収集し、整理し、及び活用することが重要であることに鑑み、当該情報の保護に関し、特定秘密の指定及び取扱者の制限その他の必要な事項を定めることにより、その漏えいの防止を図り、もって我が国及び国民の安全の確保に資することを目的とする。


 さて、以前紹介しましたが、倉山満という素晴らしい男がいます。

丹後七姫

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 四人目です。私の心の恋人 小野小町です。
 私は生野菜が大嫌いです(取れたてのものは食べます)。たいていの人間は生野菜が嫌いなはずです。だって、高カロリーなドレッシングをわざわざかけて食べるのですもの。本当に生野菜が好きだったら、ドレッシングなどかけないはずです。

 でも、野菜はとらなくてはなりません。だから事務所で糠床を作っています。糠床に野菜を漬けます。おいしい。スーパーで売っている、およそ、人間の食べ物とは思えない漬物の味とは違います。漬物はサラダと一緒で、ご飯の前に食べるものです。そうすれば野菜サラダを食べなくていい。

丹後七姫

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 散りぬべき 時しりてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ

 どなたの歌かご存知ですか?
 みなさんは、日本國憲法に誤植があることを御存じでしょうか?
 何度も繰り返すようですが、我が國に國の借金はありません。なのに、メディアは、國の借金と言います。ひどい時には、國民一人あたりの借金は・・・・・と云います。

 メディアってここまで頭が悪いの?????
 丹後七姫伝説の三人目です。穂部間人皇女(あなほべのはしひとのひめみこ)です。
 丹後半島は、本当に素敵な所です。我が國には、こんな地域がたくさんあるのですが、都会とか海外に行く人の方が多いのが残念です。自國を知らず海外に行って何をするのでしょうか?不思議です。

 丹後七姫の二回目です。羽衣天女。
 昭和シリーズですが、ほんの少し間を置きます。四十年代中盤になってくると、我が國は、急速に面白くなくなってきます。また、数々の左翼や犯罪者による事件が起きます。これまでの我が國になかったものが。不埒な日教組による敗戦後の過った教育と朝日新聞やNHKに代表されるアカイメディアの負の効果がじわじわと表れて来ています。敗戦後の占領軍の「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(戦争犯罪プログラム:敗戦前の我が國はすべて悪かったという過った考えを日本人に刷り込んだ占領軍の情報戦略)」の負の効果もこの頃から出て来ています。

 なので、四十年代中盤以降を書いていると、悲しい気持ちになってきます。でも、振り返ることは大切です。悲しい気持ちの整理がつくまでほんの少し時間をください。

 それまでは、丹後七姫伝説をお伝えしましょう。

積累の後

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 佐藤一斎先生の「言志四録」からです。

「一の字、積の字、甚だ畏る可し。善悪の幾(き)も初一念に在りて、善悪の熟するも積累の後に在り」

金盞香

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 今日から七十二候 五十七候 立冬 末候 金盞香です。「きんせんかさく」「きんせんこうばし」と読みます。
 この年はよど号ハイジャック事件が起きました。馬鹿な奴らです。

克己の工夫

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 佐藤一斎先生の「言志四録」からです。

「克己の工夫は一呼吸の間に在り」
 この年は、よど号ハイジャック事件が起きています。

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 今は、七十二候 五十六候 立冬 次候 「地始凍」です。

 柿はこの頃が旬です。
 昨日、館山に行ってまいりました。その前の日の夜に木更津に入って、深田さんご夫婦と夕食を共にしました。朝、館山に木更津から電車で向かいました。日本晴れ。富士山が房総半島からきれいに観えました。我が國は美しい。
 昨日は、新聞休刊日でした。とても手持ちぶたさです。朝、コンビニとかキオスクに行って新聞を買おうとして、、、、、「ない・・・・・」「そうか、今日は新聞休刊日か・・・」。なんだか残念な気持ちになります。

地始凍

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 今日から七十二候 五十六候 立冬 次候 「地始凍」です。「ちはじめてこおる」と読みます。

春風と秋霜

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 佐藤一斎ん先生の「言志四録」からです。

「春風を以て人に接し、秋霜(しゅうそう)を以て自ら粛(つつし)む」
 この年は、万國博覧会が開催されました。裾野小學校で、行く予定だったのですが、芦屋小学校に転校したので、私は行くことが出来ませんでした。残念。

易理

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 佐藤一斎先生の「言志四録」からです。

「人の一生遭う所には、険阻あり、担夷(たんい)有り、安流あり、驚瀾(きょうらん)有り。是れ気数の自然にして、竟(つい)に免るる能(あた)わず。即ち易理なり。人は宜しく居って安んじ、玩(もてあそ)んで楽しむべし。若し之を趨避(すうひ)せんとするは、達者の見に非ず」
 この年は、なんと言っても三島由紀夫事件でしょう。小學生の私にも胸に迫り來るものがありました。でも、一方で、こんな形でしか我が國を変えることが出来ないのだろうかと幼いながらも考えました。

 昭和四十五年(一九七〇)十一月二十五日、作 家・三島由紀夫(四五)が東京都新宿区市ケ谷本村町の陸上自衛隊東部方面総監部の総監室において割腹自刃しました。その際、三島と行動をともにした楯の会会員四人のうち、森田必勝(二五)も、最後には古賀浩靖の手を借りたとはいえ、三島を介錯したのち割腹し、その森田の首をさらに古賀が刎ねました。当時のある新聞が、三島の首と胴体が転がっている生々しい写真を掲載して非難を受けました。おかしいですよね。

山茶花

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 七十二候 五十五候 立冬 初候 「山茶始開」です。

いはけなき 鶴(たず)に一声 聞きしより 葦間になづむ 舟ぞえならぬ

 源氏物語 若紫に出て來る歌です。
 私が、十一歳から十二歳になる年です。小學校六年生です。

 小學校五年生が終わってから、福岡県遠賀郡芦屋町立芦屋中學校に転校しました。

道徳と義理

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 佐藤一斎先生の「言志四録」からです。

「真の功名jは、道徳便(すなわ)ち是れなり。真の利害は、義理便ち是なり」

山茶始開

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 今は、七十二候 五十五候 立冬 初候 「山茶始開」です。「つばきはじめてひらく」と読みます。

 山茶花が咲き始めるからこう呼ばれたのでしょう。

桜田へ 鶴(たず)鳴き渡る 年魚市潟(あゆちがた) 潮干にけらし 鶴鳴き渡る

 万葉集 高市黒人(たけちのくろひと)の歌です。

士魂商才第六十九号

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 弊社月刊誌「士魂商才」第六十九号の原稿作成・校正が本日終了します。十月号なのに、発送が十一月になってすみませんでした。明日、製本・発送します。

 巻頭言のみ紹介しておきます。
 昭和四十三年のところで書き忘れました。私の恩人ともいうべき、師に出逢いました。

清泉湧出

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 佐藤一斎先生の「言志四録」からです。

「閑想客観(かんそうかくかん)は、志の立たざるに由る。一志既に立ちなば、百邪退聴(ひゃくじゃたいちょう)せん。之を清泉湧出(せいせんゆうしゅつ)すれば、旁水(ぼうすい)の渾入(こんにゅう)するを得ざるに譬(たご)う」

第六十五回正倉院展

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 光明皇后は、聖武天皇の遺愛の品々とは別に、六十種類の薬を大仏様に献納しました。
「僕、味噌漬けです。なんだい、なんだい、いつも糠漬けだけいい思いして、僕だって」
 先日、TVで園遊会の模様が報道されていました。由紀さおりさんがいらっしゃいました。

好字面四

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 佐藤一斎先生の「言志四録」からです。

「官に居るに好字面四有り。公の字、正の字、清の字、敬の字なり。能(よ)く此れを守らば、以て過無かるべし。不好の字面も亦四有り。私の字、邪の字、濁の字、傲の字なり。苟(いや)しくも之れを犯さば、皆禍を取るの道なり」

楓蔦黄

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 今は、七十二候 五十四候 霜降 末候 「楓蔦黄」です。「もみじつたきなり」と読みます。
 安倍首相が、靖國に参拝しなかったからといって安倍さん支持を取り消す愚かな輩がたくさんいるようです。

明治節

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 本日は、文化の日ではありません。明治天皇の御誕生日です。明治時代の天長節です。
 大学入試改革で、またおかしなことを言っています。

 「知識偏重」がおかしいから「知識偏重を改める」ですって。確かに科挙や国家公務員上級職試験のようにしてはいけませんが、ボトルネックはそこにはありません。

古典の日

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 本日、十一月一日は、古典の日です。

 我が國國民が、古典を読まなくなってしまいました。悲しいことです。哀しいことです。

 何とその言い訳が「読みにくい」「難しい」「苦手」と「古典の責任」にしていることです。びっくりします。古典の責任にするのではなく、読解力を磨かない自分の責任なのに、古典の責任にしているなんて。そして、この考え方が、歴史や文明や文化を分断している恐ろしい所業であることに気づいていません。罪深い人たちです。

 荷物が重たいのではない。荷物を持つ力がない。同様に古典が難しいのではない。読む力をつけようとしていないからです。

 そのくせ、悪魔のような人類破壊兵器であるITに必要以上にのめり込んだり、歌謡曲を覚えたり、くだらないTVドラマを観たりしています。人間社会破壊堕落行為です。

 読者の方々申し訳ございません。士魂商才十月号の発送が遅れています。ごめんなさい・・・・・。もう十一月になったのに・・・・・。

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