佐藤一斎先生の「言志四録」からです。
「官に居るに好字面四有り。公の字、正の字、清の字、敬の字なり。能(よ)く此れを守らば、以て過無かるべし。不好の字面も亦四有り。私の字、邪の字、濁の字、傲の字なり。苟(いや)しくも之れを犯さば、皆禍を取るの道なり」
「官に居るに好字面四有り。公の字、正の字、清の字、敬の字なり。能(よ)く此れを守らば、以て過無かるべし。不好の字面も亦四有り。私の字、邪の字、濁の字、傲の字なり。苟(いや)しくも之れを犯さば、皆禍を取るの道なり」
「官職につく者にとって好ましい文字が四つある。それは、公、正、清、敬の四つの文字である。よくこれらの文字の意味するところを守れば、決して過失を犯すことはないだろう。また好ましくない文字が四つある。私、じゃ、濁、傲の四つの文字である。かりそめにも、これら四つを犯したならば、皆自分に、禍を招くことになるのである」
好字面四か~。いいですね。
公に 正しくありて 清くあり 敬の心で 政す
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