食を廃する

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 佐藤一斎先生の「言志四録」からです。

「実学の人、志は則ち美なり。然れども往々にして読書を禁ず。是れ亦噎(えつ)に因りて食(じき)を廃するなり」
「實行を貴ぶことを学問の目的とする人は、躬行(きゅうこう)を尚び、その志は甚だ立派で間違っていない。しかし往々にして読書をしないし、人にもすすめる人がいる。これはむせぶからといって食事をしない、つまり少しの障害があるからといって、必要な大事を廃するといった誤りを犯すことである」

 四の五の言わずに本を読めばいいのですよね。

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このページは、宝徳 健が2013年12月 1日 06:08に書いたブログ記事です。

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