及東生

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 今日から、七十二候 六十四候 冬至 初候 「及東生」です。

 「なつかれくさしょうず」と読みます。「夏枯草(かこうぞう)が目を出す」という意味です。

 冬至は、一年で最も昼が短い日です。つまり、最も夜が長い日です。

 この頃に白い花を咲かせる梅があります。「冬至梅(とうじばい)」と云います。寒さが厳しくなり花がすっかり姿を消した中で咲く可憐な早咲きの冬至梅は、華道や茶花の大事な花です。

 冬至には、ゆずを浮かべた湯船に入浴する風習もあります。この風習は江戸時代ぐらいから始まったそうです。子供の頃、祖母や母から「冬至の日にゆず湯に入ると風邪をひかない」を云われました。ゆず湯は、ゆずの皮に含まれる芳香油の作用によって、科学的にも血液の循環を良くします。湯ざめを防ぎ疲労回復や美肌効果があるとされています。風邪の予防だけではなく、冷え症や神経痛を和らげる効果があるともいいます。

 今日は、久しぶりに家に戻ります。ゆず湯になっているかな(笑)?

身を縮め 熱い湯船に そっと入り ふーとため息 至福の時間

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このページは、宝徳 健が2013年12月22日 00:23に書いたブログ記事です。

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