山本七平賞(皇紀二千六百七十三年十二月二十五日の日誌)

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 今年の大きな仕事もあと二つ。それが終わったら、ゆーーーーーくり読書するんだ~~~。楽しみだな~~~。来年の個人計画も作ります。

 まだ、完全に読み切っていないのですが、二つの素晴らしい方が上梓されました。
「消えたヤルタ密約緊急電 情報士官・小野寺信の孤独な戦い」「日米衝突の萌芽」です。

 ヤルタ会談については、いずれこのブログで書こうと思って研究中でした。戦後の日本の処理をスターリンとフーズベルトとチャーチルがクリミア半島ヤルタで話し合います。その情報をいち早くつかんだのが我が國の情報士官である小野寺信です。小野寺はもちろん本國に打電しますが、陸軍参謀本部はそれを握りつぶしました。著者の岡部伸氏が丁寧に一つ一つ、エビデンスを基に、「そんな事実はなかった」と言われる、小野寺の行動を解き明かしていっています。面白い!!!!
 
 日本人ならヤルタ会談の内容は知る必要があります。そして、あの戦争の真の勝者はソ連のスターリンであり、モスクワコミンテルンによって、我が國もアメリカもいいようにやられたことがわかります。

 日米衝突の萌芽もいい。こういう國と國との駆け引きを知らないと、新聞やメディアの報道を観たり、本を読んだりしても、頭の中が三次元になりません。

 だんだん、真実が明らかになってくる時代になってきました。本当にうれしい。

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このページは、宝徳 健が2013年12月26日 01:49に書いたブログ記事です。

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