國民國家

| コメント(0) | トラックバック(0)
 独立國のことをActor、場のことをTheater、民族の事をNationと云います。

 國民國家のことをNation Stateと云います。 少数民族はEthnicです。
 明治維新で、我が國は模範的な國民國家になりました。だから、それまで同じ日本人かどうかがあいまいな、琉球やアイヌなどの少数民族も日本國民にします。その代り、明治政府はたった一人でも琉球人やアイヌ人の権利が侵害されたら、相手がだれであろうと徹底的に戦いました。

 琉球人が台湾人に殺害された事件では、福島種臣が清を相手に交渉し、最後は出兵によりケリをつけました。アイヌ人女性の強姦殺人事件では、榎本武明は、あの強大な超大國ロシアを相手に追い詰め続け、代償として千島・樺太交換条約にまでもっていきます。こうした積み重ねで少数民像であった琉球やアイヌ(Ethnic)は、日本國民になります(Nation)。日清戦争で獲得した台湾も同様にNationになります。南洋委任統治領(第一次大戦後日本の管轄になった島々)でも、同様に接し、今でもパラオなどは親日です。

 今の、我が國は、十四歳の女の子がテロ国家北鮮に拉致されても救ってあげることもできません。それどころ、社会党や自民党の一部や外務省や朝日・毎日新聞は、拉致問題を否定していました。つまり、Nation Stateではないということです。どんな手段を使っても、國民は守る。國民が拉致されることで相手と戦う。当たり前のことです。十分個別的自衛権の範囲内です。戦うとは、武力戦争だけを意味しません。しかし、軍事力が背景にないとまともな外交はできません。空母が必要です。敵基地攻撃能力が必要です。國民を守るために。

 さて、朝鮮です。朝鮮は、國であった歴史がほとんどありません。独立國Actorではなく、支那に蹂躙されるだけの場Theaterにすぎませんでした。やたらとプライドが高く、独自の(うそ)文化意識だけは持つ民族Nationではあるのですが。

 搾取するものが何もないので、欧米もさじを投げた、こんなややこしい民族を抱えたくなかったのですが、國防上仕方がなく、泣く泣く、保護國にしました。併合してしまったら金がかかるのでしたくありませんでした。でも、なんとかという暗殺者が伊藤博文を殺してしまいました。馬鹿ですね。伊藤博文は朝鮮民族を何とか自立させようとしました。併合には反対でした。伊藤を殺したときから、併合やむなしとの声が高まり、これまた泣く泣く併合しました。合邦かな。

 我が國は、朝鮮は民族として尊重し、しかしながら、日本國民にしようとしました。そして、その通りに動きました。朝鮮の皇室を我が國の皇室と同等に扱い、婚姻関係まで結びました。軍では、中将まで出世した朝鮮人がいます。これって、他國では考えられないですよね?インド人がイギリス軍の将軍になれますか? それも、朝鮮名のままです。創氏改名を強制されたなど、嘘です。

 さて、独立國Actorになれない韓國。独立の根拠がないんです。誰とも戰っていないから。だから、抗日を叫ぶのですが、抗日の経験もありません。その点、お粗末ではありますが、金日生などは、抗日を謳っているので、北鮮には、まだ独立の根拠があります。

 韓國が困るのは、抗日を根拠にしたいのですが、その事実がない。もし、抗日を根拠にする事実を求めると、金日生に行着き、北鮮が朝鮮半島の正当國家ということになります。

 彼らの焦りは、よくわかりますが、それならもう少し素直になったら?

 といっても、戰爭で滅茶苦茶にされ、國體まで荒らされ、女で侵されたGHQをあがめ奉っている日本人より朝鮮人の方がまともとも言えますが。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/5106

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2013年12月30日 06:49に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ポール・クルーグマン(皇紀二千六百七十三年十二月二十九日の日誌)」です。

次のブログ記事は「良いお年をお迎えください(皇紀二千六百七十三年十二月三十日・三十一一の日誌)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。