「かつて」の出光は、不都合・不合理・鬱陶しさのるつぼでした。でも、みんながそんな会社を愛し、会社の「在り方」に誇りを持っていました。
今では、上場して残業代を出す普通の会社になってしまいました。私は、出光19年間で一度も残業代はもらったことがありません(当時は当たり前のことです)。残業代をもらうと、仕事が会社の仕事になってしまいます。仕事とは、自分を鍛える唯一の武器であり、そして、利害関係者を幸せにする最高の行いです。だから「はた」を「らく」にするので「はたらく」と云います。
先輩方にも素晴らしい人たちがいました。
今では、上場して残業代を出す普通の会社になってしまいました。私は、出光19年間で一度も残業代はもらったことがありません(当時は当たり前のことです)。残業代をもらうと、仕事が会社の仕事になってしまいます。仕事とは、自分を鍛える唯一の武器であり、そして、利害関係者を幸せにする最高の行いです。だから「はた」を「らく」にするので「はたらく」と云います。
先輩方にも素晴らしい人たちがいました。
もちろん会社ですから、地位が上がっていく人もいます。でも、かつての出光は、その職場職場で、頑固なぐらい、自分の仕事を守っていました。本社が何を云おうとも、正しいと思ったらとことん貫き通す「サムライ」が随所にいました。
新入社員の時、当時の上司に「統括支店がこう云っています」と云ったら、どなられました。「お前は統括支店のために働いているのか」と。
「この世の中に不可能なことはない」「出光興産の社員は一騎当千であれ。しからば、我々はいかなる場合も勝たねばならぬ」「お前らのような、白いキャンパスに好きな絵を描いてこい」「俺がダメと云ったらやらないのか。俺がダメと云っても、やりあげるのが出光の社員だ」などなど、本当に「人間が働く会社」でした。
「この案件はどうしましょう」などと云うもののなら、張り倒されていましたて。「お前の仕事だろう!」と。つまり、「こうします」と云わなければ仕事として認めてくれませんでした。たとえ新入社員でも。
就職してすぐに、一度出身大学へ遊びに行きました。よくしていただいた黒田教授という方が、私を見かけて声を掛けてくれました。「宝徳、お前、出光に入ったんだって? 通産省の連中が云っていたぞ。出光は、普段は、鬱陶しくて仕方がないけど、いざという時に頼りになるのは出光だけだと。お前、いい会社に入ったな~」。
そう、かつての出光は、「真に働く姿を顕現し國家社会に示唆を与える」という第二の定款があったのです。世界の歴史上「かつての」出光は、唯一の存在でした。
ヒーローがいるわけではありません。まさに「一隅を照らす」会社でした。組織の中で自分の役割を見つけ使命を果たすという「本来の意味の個性」が理解された会社でした。
もちろん人間集団ですから、いろいろなことはあります。でたらめな偉い人もたくさんいました。でも、それは人生の中で、自分が後で清算するものです。
今回亡くなった方は、私の二番目の赴任地である千葉支店の方でした(もう退職されている)。最初は、かなりきつく当たられたので「やかましいおっさんやなあ」と思っていました。ずいぶん逆らいもしました(もうひとり、すげえおっさんがいましたが)。かつての出光という会社は面白くて、意見をぶつける後輩は(もちろん仕事ができなければ話になりませんが)、とても可愛がられるのです。
Mさんと云います。本当にお世話になりました。本当に可愛がってもらいました。「宝徳、宝徳」って・・・・・・・・。
尊敬する方が亡くなるとき、必ず、自分の身勝手さに気づきます。くだくだ不平不満を云っている自分がいかに愚かがわかります。
心からご冥福をお祈りします。Mさん、ありがとうございました。あなたの笑顔はいつまでも忘れません。
今年は、あと三百四十五日
【昨日の食事】
朝ごはん:食べられませんでした
昼ごはん:食べられませんでした
夜ごはん:ちょっとだけ
【平成二十六年個人目標】
変化及び拡大していく事業のなかで、クライアント・仲間・アライアンス会社等の関係者のシーズ・ニーズ・ウォンツをさらにたくさん受け容れることができる自分を創造していく。
(理由)
平成二十五年は、これまでにない仕事の充実をみた。しかしながら、より望めた高みを、自らの怠慢によって、本来のあり方から著しく低くしてしまった。怠慢 とは、感謝の気持ちが足りないことから起きる。自己都合から起きる。結果として、手紙・暗唱目標が達成できなかった。中身を創らない人生はダメだ。中期構 想を実現するために、一切の自己都合を排除する年とする。どうしても必要なとき以外は飲みに行かない。
2.実現すること
(1)年間定量目標の達成(事業・個人)
(2)年間訂正目標の達成
(3)週間行動具体策の実行
(4)日間行動具体策の実行(ルーティン)
3.行動目標
<朝の使い方>
①ブログを書く
②朝のおつとめをする
③昨日の仕事をまとめる
④全体的に仕事を観る・視る・診る(これができるように常に手帳を改定する)
⑤これが終わるまで朝食を摂らない
<昼の使い方>
①交通機関での移動中:仕事の構想を練る・暗唱する・時間があれば読書
②事務所:具体化
③事務所での空き時間:整理整頓清掃
4.具体的目標及び行動具体策
(1)年間目標
<事業定量目標>
事業計画を2月中に作成
<個人定量目標>
感謝する:3,600回の感謝の気持ちを具現化:手紙3,600通 253通/3,367通
整える:365回以上の整理整頓清掃9回/356回
創る:200冊以上の読書:9冊/191冊 読んだ本は最後に紹介しています
観る:和歌365通以上21首/344首
診る:ブログ730通以上:46通/684通
視る:士魂商才12冊
看る:体重75キログラム未満:81.5㎏ あと6.5㎏
<個人定性目標>
①平成二十六年二月末までに個人五か年計画作成
②平成二十六年一月十五日まで個人一か年計画作成
③平成二十六年二月末まで次年度事業計画作成
(2)月間目標
毎週最終土曜日(もしくは最初の土曜日)に次月計画を作成
(3)週間目標
①先週検証・次週計画(土曜日)
②息子に手紙を書く
③先週業務(特にクライアント)の検証と方針立案
(3)ルーティン
①私は毎朝、朝のお勤めをします(皇居遥拝、宗像大社遥拝、神棚拝礼)
②私は毎朝、三つの唱和をします(般若心経、教育勅語、大祓詞)
③私は毎朝、少しずつ新しい暗唱をします(今は、大学と終戦の詔勅)
④私は毎朝、連携先について5分ずつ深く思考します
⑤私は毎朝、一部分を順番に掃除します
⑥私は毎朝、前日の仕事を振り返り、まとめ、当日の仕事の方針を立てます
⑦私は毎日、新しいビジネスモデル構想を1つノートに書きだします(完成ではない)
⑧私は毎日、全クライアントのことを3分以上考えます
⑨私は毎日、5年間の夢、1年間の夢を3分以上眺めます
⑩私は毎日、10分以上次の事業づくりの勉強をします
【行動規範:八戒】
一、いつも最悪の事態を想定せよ
一、そして、今日一日の最良の行動をとれ
一、自分の事ばかりしゃべるな(ブログと士魂商才以外)
一、自分以外の人に強い興味を持て(ただし必要以上期待しない、過去の出来事にこだわらない)
一、自分の馬鹿さ加減を常に思い出せ
一、人から受けた恩は忘れるな
一、人へ施した恩はすぐに忘れろ
一、小さな仕事こそ丁寧にやれ
【読んだ本】
総図解第二次世界大戦、総図解日本近現代史、月間致知二月号、名著で読む世界史 、黒田官兵衛の情報学、歴史小説の罠、別冊正論NHKよそんなに日本が憎いのか、日本文化本当は何がすごいのか、小さな修養論
新入社員の時、当時の上司に「統括支店がこう云っています」と云ったら、どなられました。「お前は統括支店のために働いているのか」と。
「この世の中に不可能なことはない」「出光興産の社員は一騎当千であれ。しからば、我々はいかなる場合も勝たねばならぬ」「お前らのような、白いキャンパスに好きな絵を描いてこい」「俺がダメと云ったらやらないのか。俺がダメと云っても、やりあげるのが出光の社員だ」などなど、本当に「人間が働く会社」でした。
「この案件はどうしましょう」などと云うもののなら、張り倒されていましたて。「お前の仕事だろう!」と。つまり、「こうします」と云わなければ仕事として認めてくれませんでした。たとえ新入社員でも。
就職してすぐに、一度出身大学へ遊びに行きました。よくしていただいた黒田教授という方が、私を見かけて声を掛けてくれました。「宝徳、お前、出光に入ったんだって? 通産省の連中が云っていたぞ。出光は、普段は、鬱陶しくて仕方がないけど、いざという時に頼りになるのは出光だけだと。お前、いい会社に入ったな~」。
そう、かつての出光は、「真に働く姿を顕現し國家社会に示唆を与える」という第二の定款があったのです。世界の歴史上「かつての」出光は、唯一の存在でした。
ヒーローがいるわけではありません。まさに「一隅を照らす」会社でした。組織の中で自分の役割を見つけ使命を果たすという「本来の意味の個性」が理解された会社でした。
もちろん人間集団ですから、いろいろなことはあります。でたらめな偉い人もたくさんいました。でも、それは人生の中で、自分が後で清算するものです。
今回亡くなった方は、私の二番目の赴任地である千葉支店の方でした(もう退職されている)。最初は、かなりきつく当たられたので「やかましいおっさんやなあ」と思っていました。ずいぶん逆らいもしました(もうひとり、すげえおっさんがいましたが)。かつての出光という会社は面白くて、意見をぶつける後輩は(もちろん仕事ができなければ話になりませんが)、とても可愛がられるのです。
Mさんと云います。本当にお世話になりました。本当に可愛がってもらいました。「宝徳、宝徳」って・・・・・・・・。
尊敬する方が亡くなるとき、必ず、自分の身勝手さに気づきます。くだくだ不平不満を云っている自分がいかに愚かがわかります。
心からご冥福をお祈りします。Mさん、ありがとうございました。あなたの笑顔はいつまでも忘れません。
肉体は 滅び去れども 生き様は 他の人々の 心に宿る
今年は、あと三百四十五日
【昨日の食事】
朝ごはん:食べられませんでした
昼ごはん:食べられませんでした
夜ごはん:ちょっとだけ
【平成二十六年個人目標】
1.テーマ
受け皿の拡大変化及び拡大していく事業のなかで、クライアント・仲間・アライアンス会社等の関係者のシーズ・ニーズ・ウォンツをさらにたくさん受け容れることができる自分を創造していく。
(理由)
平成二十五年は、これまでにない仕事の充実をみた。しかしながら、より望めた高みを、自らの怠慢によって、本来のあり方から著しく低くしてしまった。怠慢 とは、感謝の気持ちが足りないことから起きる。自己都合から起きる。結果として、手紙・暗唱目標が達成できなかった。中身を創らない人生はダメだ。中期構 想を実現するために、一切の自己都合を排除する年とする。どうしても必要なとき以外は飲みに行かない。
もう一度やり直せ
もう一度自己を鍛え直せ
2.実現すること
(1)年間定量目標の達成(事業・個人)
(2)年間訂正目標の達成
(3)週間行動具体策の実行
(4)日間行動具体策の実行(ルーティン)
3.行動目標
<朝の使い方>
①ブログを書く
②朝のおつとめをする
③昨日の仕事をまとめる
④全体的に仕事を観る・視る・診る(これができるように常に手帳を改定する)
⑤これが終わるまで朝食を摂らない
<昼の使い方>
①交通機関での移動中:仕事の構想を練る・暗唱する・時間があれば読書
②事務所:具体化
③事務所での空き時間:整理整頓清掃
4.具体的目標及び行動具体策
(1)年間目標
<事業定量目標>
事業計画を2月中に作成
<個人定量目標>
感謝する:3,600回の感謝の気持ちを具現化:手紙3,600通 253通/3,367通
整える:365回以上の整理整頓清掃9回/356回
創る:200冊以上の読書:9冊/191冊 読んだ本は最後に紹介しています
観る:和歌365通以上21首/344首
診る:ブログ730通以上:46通/684通
視る:士魂商才12冊
看る:体重75キログラム未満:81.5㎏ あと6.5㎏
<個人定性目標>
①平成二十六年二月末までに個人五か年計画作成
②平成二十六年一月十五日まで個人一か年計画作成
③平成二十六年二月末まで次年度事業計画作成
(2)月間目標
毎週最終土曜日(もしくは最初の土曜日)に次月計画を作成
(3)週間目標
①先週検証・次週計画(土曜日)
②息子に手紙を書く
③先週業務(特にクライアント)の検証と方針立案
(3)ルーティン
①私は毎朝、朝のお勤めをします(皇居遥拝、宗像大社遥拝、神棚拝礼)
②私は毎朝、三つの唱和をします(般若心経、教育勅語、大祓詞)
③私は毎朝、少しずつ新しい暗唱をします(今は、大学と終戦の詔勅)
④私は毎朝、連携先について5分ずつ深く思考します
⑤私は毎朝、一部分を順番に掃除します
⑥私は毎朝、前日の仕事を振り返り、まとめ、当日の仕事の方針を立てます
⑦私は毎日、新しいビジネスモデル構想を1つノートに書きだします(完成ではない)
⑧私は毎日、全クライアントのことを3分以上考えます
⑨私は毎日、5年間の夢、1年間の夢を3分以上眺めます
⑩私は毎日、10分以上次の事業づくりの勉強をします
【行動規範:八戒】
一、いつも最悪の事態を想定せよ
一、そして、今日一日の最良の行動をとれ
一、自分の事ばかりしゃべるな(ブログと士魂商才以外)
一、自分以外の人に強い興味を持て(ただし必要以上期待しない、過去の出来事にこだわらない)
一、自分の馬鹿さ加減を常に思い出せ
一、人から受けた恩は忘れるな
一、人へ施した恩はすぐに忘れろ
一、小さな仕事こそ丁寧にやれ
【読んだ本】
総図解第二次世界大戦、総図解日本近現代史、月間致知二月号、名著で読む世界史 、黒田官兵衛の情報学、歴史小説の罠、別冊正論NHKよそんなに日本が憎いのか、日本文化本当は何がすごいのか、小さな修養論
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