佐藤一斎先生の「言志四録」からです。
「財を理(おさ)むるには、当(まさ)に何の想を着くべきか。余謂う、「財は才なり。当に才人を駆使するが如く然るべし」と。事を弁ずるは再に在り。禍(か)を取るも又才に在り。慎まざる可(べ)けんや}
「財を理(おさ)むるには、当(まさ)に何の想を着くべきか。余謂う、「財は才なり。当に才人を駆使するが如く然るべし」と。事を弁ずるは再に在り。禍(か)を取るも又才に在り。慎まざる可(べ)けんや}
「財貨を活用して、利益のあるように運用するには、どう考えたら良いか。私はこれについて次のように思う。「財」は「才能」である。だから才能のある人を使うのと同じように活用したらよい。事を処理するのも、禍を取るのも、才人であって、使い方如何にかかってくるのであるから、よく慎んで使い方を考えねばならない」
解説の必要はありませんね。でも、当たり前のことを自我や欲で見失うのが人間です。朝のこの戒めはいいですね。
解説の必要はありませんね。でも、当たり前のことを自我や欲で見失うのが人間です。朝のこの戒めはいいですね。
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