明朝は恐らくブログを書くことが出來ないので、仕事の合間の今、書きます。
文屋康秀(ふんやのやすひで)という人の歌です。彼は六歌仙のひとりです。そして、こともあろうに、私の心の恋人の一人である、小野小町をデートに誘った惡い奴です(笑)。
文屋康秀(ふんやのやすひで)という人の歌です。彼は六歌仙のひとりです。そして、こともあろうに、私の心の恋人の一人である、小野小町をデートに誘った惡い奴です(笑)。
彼がデートに誘ったとき、小野小町は、
わびぬれば 身をうき草の 根を絶えて 誘ふ水あらば いなむとぞ思ふ
「こんなに落ちぶれて、我が身がいやになったのですから、根なし草のように、誘いの水さえあれば、どこにでも流れてお供しようと思います」
と歌を詠んで返事をしたといいます。くやし~。ジェラシー!
さて、百人一首の彼の歌です。
吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ
「吹いた側から秋の草木がしおれるのを見ると、なるほど、山からくる風を嵐と書いて、荒らしと呼ぶのも納得できることよ」
彼は下級官吏だったのですが、交友は派手です。在原業平、素性法師らと歌会で同席しています。歌が上手だったんですね。
そして、小野小町をデートに誘った・・・・・・・・。くやしい・・・・・・。
時空超へ 平安時代に 行ったなら 小町を誘って デートするらん
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