歴史的假名遣ひと正しい漢字

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 さつぱり分からなかつた歴史的假名遣ひがどんどん理解できるやうになつてきました。變換ソフトはいらないや。ソフトに頼ると腦が劣化するから。返却します。まだまだ未熟なので完全にとはいきませんが樂しい。

 分かりにくいと云ふ人もいるかもしれませんが、まず、歴史的仮名遣ひを學ぶと現代仮名遣ひは、明らかに言語として間違ひであることがわかります。それと、やはりDNAでしょう。理解すると、こちらの方がわかりやすい。また、外國人に日本語を教へる時は、歴史的假名遣ひで教へた方が外國人には覺へやすい樣です。

 また、歴史的假名遣ひや正しい漢字と云つても、弐割にも満たない割合です。

 さあ、私たちの代で歴史を斷絶させないやうにしませう。

 今日(けふ)の漢字です。「圓」

 現代漢字の「円」です。古代支那の器である「鼎:かなへ」の口が丸かつたので「まるい」と云ふ意味で、鼎が変化して圓と云ふ字が成り立ちました。現代漢字の「円」は正統な成り立ち方をしてゐない略字です。 
 次に歴史的假名遣ひです。今、いくつか歴史的假名遣ひの本を讀んでいますが、間違いを氣にせず、どんどん使ひませうと書いてあるので、どんどん使つていきます。

 熟年の方は、カラオケで「有楽町で逢いましょう」を歌つた經驗がおありかもしれません。この歌の今の歌詞は實は間違ひなのです。題名も。本當の歌を書きます。

有樂町で逢ひませう

あなたを待てば雨が降る
濡れてぬかとにかかる
あ~あ、ビルのほとりのティールーム
雨も愛しや唄てる
甘いブルース
あなたと私の合言葉
町で逢

約八十文字のこの歌で「太字」のところが、歴史的假名遣ひと正しい漢字です。たつた六文字です。壹割にも満たないのです。ねっ? 

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このページは、宝徳 健が2014年3月28日 09:19に書いたブログ記事です。

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