歴史的假名遣ひと正しい漢字

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 國語をを壊さうとした敗戰後の文部省と御用學者には、云いやうのない憤りを覺へます。

 敗戰前の特高などの警察が惡いとか、治安維持法が惡いとか云ふ人がたくさんいますが、あれは共産主義と右翼を取り締まるものでした。國の転覆を図る輩を取り締まつて何が惡いんだらうか?我が國を破壊しやうとするのは、(外國の)キリスト教徒、共産主義者です。仏教は、信長が叩き潰してくれたので我が國では、宗教戰爭も起きなかつたし、仏教が政治に口を出すこともありませんでした。

 敗戰後、左翼が姿を變へて、いろいろな分野に潜り込み、國を壊さうとしてゐます。その大きな壹(一)つが國語です。氣をつけませう。

 今日の漢字です。奧です。
 現代の間違つた漢字では「奥」です。

 奧は、「宀」と「釆(べん)」と「廾(きょう)」の組み合はせです。廾は、獣の掌の肉です。奧は、獣の肉を供えて祀る祖廟の壹室(一室)の奧まつたところです。そこは部屋の中でも壹番(一番)奧深く、神聖なところとされていゐました。

 じゃあ、奧樣と云ふ言葉はとても意味深いですね。

 歴史的假名遣ひです。

 ある人が、四、五歳の子供たちに、次の二つの歌を教へたさうです。

花たちばなも匂(にほ)うなり
軒のあやめも薫(かを)るなり
夕暮さまのさみだれに
山ほととぎす
名乗るなり

春の小川はさらさら流る
岸のすみれや蓮華の花に
にほひめでたく色美しく
咲けよ咲けよとささやくごとく

(春の小川の歌は今では、違つた歌詞で教へられています。ふざけるな)。

 漢字もふりがなをつけておくと、四、五歳の幼児が元氣に讀みあげてくれるさうです。「ひ」を「い」と讀むだとと云ふことは絶対に云つてはいけないさうです。子供は素直だから見事に覺へるさうです。

 大人だけですね。漢字が難しいだの、歴史的假名遣ひは讀みにくいだの、ぐだぐだ云ふのは。

 ったく、今日のブログから、正しい漢字の特に皆さんが讀みにくさうなのには、現代の間違つた漢字をすぐ後に(  )で書いてゐます。なんのことやら。

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このページは、宝徳 健が2014年4月 2日 08:38に書いたブログ記事です。

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