歴史的假名遣ひと正しい漢字

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 今日の漢字は「應」です。「応」の正しい漢字です。
 我等が慶應義塾大学の「應」です。

 「屋根」と「横から見た人」と「尾の短いずんぐりした小鳥」の象形文字です。「鷹」の意味と「心臓」の象形から仮に使ふ鷹を胸元に引き寄せておく意味がありあす。そこから「あたる」「引き受ける」「こたへる」「したがふ」の意味をする「應」の漢字が成り立ちました。

 こういふ事を知ると、「応」と書くのが間違ひだとわかります。「屋根」と「心臓」だけになつてしまひます。


 歴史的假名遣ひです。

 「wa」が、語頭にあるときはつねに「わ」と書き、語中・語尾にあるときは「は」と書く。

(特定の語に限り、語中・語尾の「wa」音に「わ」を用ゐることがある。、
 あわ(泡)、いわし、こわいろ(聲色)、しわ(皺)、あわてる、うわる、かわく、ことわる、さわぐ、すわる、よわい

 あわてる、は、泡立つかあ來たと云はれているので「わ」。いわしは「よわい」の文語である「よわし」の「よ」が訛つて「い」になつたのでと云はれているので「わ」(ほんまかいな。でも、覺へやすい)。

 こわいろ、は、聲=こゑからきているので、ゑはワ行なので「わ」。

 ああしんど(笑)。つづく。

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このページは、宝徳 健が2014年4月 7日 07:30に書いたブログ記事です。

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