佐藤一斎先生の「言志四録」からです。
「富人を羨むこと勿れ。渠(か)れ今の冨は、安(いず)くんぞ、其の後の貧を招かざるを知らんや。貧人(ひんじん)を侮ること勿れ。渠(か)れ今の貧は、安んぞ其の後の富を貽(たい)せざるを知らんや。畢竟(ひっきょう)天定(てんてい)なれば、各(おのおの)其の分に安んじて可なり」
「富人を羨むこと勿れ。渠(か)れ今の冨は、安(いず)くんぞ、其の後の貧を招かざるを知らんや。貧人(ひんじん)を侮ること勿れ。渠(か)れ今の貧は、安んぞ其の後の富を貽(たい)せざるを知らんや。畢竟(ひっきょう)天定(てんてい)なれば、各(おのおの)其の分に安んじて可なり」
「金持ちを羨んではいけない。彼の現在の富が、どうして後日の貧乏を招かないといふことがわからうか。貧乏人を侮つてはいけない。彼の現在の貧困がどうして将来の金持ちの元であることを知ることが出來やうか。結局、貧富といふものは天が定めるものであるから、われわれはその分に安んじて毎日を眞劍に生きて行けばよいのだ」
七代續いた金持ちも、七代續いた貧乏人もいないといはれています。
そっか、毎日を眞劍に行きればいいんだ。
七代續いた金持ちも、七代續いた貧乏人もいないといはれています。
そっか、毎日を眞劍に行きればいいんだ。
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