人の禍福

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 佐藤一斎先生の「言志四録」からです。

「人の禍有るを見て、我が禍無きの安らかなることを知り、人の福あるを見て、我が福無きの穩かなるを知る。心の安穩なる処は、即ち身の極樂なる処なり」
「他人の禍を見て、自分に禍のないことが、いかに心安らかであることが判る。また他人の幸福であるのをみて、自分は幸福でないために、他人の妬みを受けず、かえつて心は平穩であることを知ることが出來る。心が安穩な事が、肉体的にも極めて楽しいことである」

 足るを知るですね。

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このページは、宝徳 健が2014年4月18日 05:48に書いたブログ記事です。

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