百人一首 五十弐

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明けぬれば くるるものとは 知りながら なほ恨めしき 朝ぼらけかな
 藤原道信朝臣(ふじわらみちのぶあそん)の歌です。

「夜が明ければかならず日が暮れ、あなたに会えることはわかつてゐるけど、やはり別れの朝はつらい。夜明けの薄明かりがうらめしい」

 平安時代は、ご存知の通り、男がひたすら女性の家に通ひ、その後で後朝(きぬぎぬ)の歌を送り續けました。この歌もさふです。

 あまり面白いとは云へない歌ですね(笑)。

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このページは、宝徳 健が2014年5月 6日 09:39に書いたブログ記事です。

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