誠をもつて災ひを打破

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 佐藤一斎先生の「言志四録」からです。

「形迹(けいせき)の嫌(けん)は、口舌(こうぜつ)を以て弁ず可(べ)からず。无妄(むぼう)の災は、智術を以て免(まぬが)る可からず。一誠字を把(と)て以て槌子(ついし)と爲すに如くは莫(な)し」
「態度や行動について嫌疑を受けた時には、口先で弁解しても効果がない。思ひ當たる節もなく受ける災難は、知恵をつかつても免れることは出來ない。ただ誠の一字を槌(つち)のやうに振るつて、嫌疑を晴らす以外にはないのである」

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このページは、宝徳 健が2014年5月 6日 09:48に書いたブログ記事です。

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