ちよつと忘れてやしませんか(皇紀弐千六百七十四年五月拾一日の日誌)

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 テニスの錦織選手が、堂々の世界ランキング十位以内に突入しました。素晴らしい。男子は選手層がかなり厚く、十位以内といふのはもうトッププレイヤーと呼んでも差し支へないでせう。

 男子テニスは百位以内に入るとテニスだけで生計を立てることができると云はれています。近年では、杉山愛選手が八位、伊達君子選手が四位と信じれれないポジションを獲得しました(男子では松岡修三選手の四十九位:男子ではこれでもすごい)。でも、男子の十位以内はすごい。

 しかし、不勉強なメディアが「日本人男子初」とやつてゐました。確かに、ポイントランキング制度の内容は違ひますが、ゐたのです名選手が。ポイント内容が違ふと云ふなら、テニスの歴史をすべて否定することになります。フレッド・ペリーもジャック・クロフォードもケン・ローズウォールもロッド・レーバーもジョン・ニューカムも、そして、ジミー・コナーズもビヨン・ボルグもイワン・レンドルもギルモア・ビラスも。

 いたのです。我が國臣民に世界ランキング3位の男が。
 その名は「佐藤次郎」です。(他にも名選手はゐました。清水善三、熊谷一弥)



 グランドスラム(四大大会:全豪(クーヨンスタジアム:かつて。今はどこ?)、全仏(ローランギャロ)、全英(ウィンブルドン)、全米(フォレストヒルズ:かつて。今はどこ?))で五度も四強に入つてゐます。

 テニスの神様と云はれたフレッド・ペリーにも勝つてゐます。そして昭和八年(1933年)、ジャック・クロフォード、フレッド・ペリーに次いで世界ランキング第三位となりました。

 でも、翌年の昭和九年(1934年)三月廿日(二十日)、遠征に行く途中、マラッカ海峡で投身自殺をしました。享年二十六歳です。その年の二月に雑誌「テニスファン」の記者、岡田早苗さんと婚約したばかりだつたのです。

 賛否両論はあるのでせうが、佐藤次郎と云ひマラソンの円谷幸吉と云ひ、昔のスポーツ選手は自分の試合に國家と自分の命をかけてゐたのですね。

 現在(2014年5月11現在)でも、四大大会で五度の四強とシングルス三十二勝の記録は我が國において破られてゐません。

 昨日の新聞を讀んで、錦織選手の十位以内は本當にうれしくなりました。でも「日本人男子初」と云ふタイトルをみてとても哀しくなりました。

 もちろん私は佐藤次郎選手が活躍した時代には生きていません。でも、テニスが好きで好きでたまらなく、テニスのことしか頭になく、テニスしかしなかつた青春時代に、あこがれた選手でした。

 男の子は、常に夢を持ちます。そして、常に夢に破れます。でも、また新たに夢を持ちます。どんなに苦しくても。どんなに否定されても。どんなに見果てぬ夢(非現実的)であつても。常に現実を見る女性からすれば、男の子(敢えて男と云はない。いつまでも子供です)は、一生のおバカさんですね。

 でも、佐藤次郎選手のやうに世界のトッププレイヤーといふ夢を果たしたら、そこが「死」と云ふゴールになるのだらうか? それが見えない自分は、まだまだ、やりきつていないと云ふことですね。グズグズ愚痴を云ふ前に、ちゃんとしないと。

 そんなことを想ひながら、昨日の錦織選手の記事を讀みました。

 みなさん、佐藤次郎の名前を忘れないでくださいね。

海にゆかば 水漬く屍に 夢の先 沈む佐藤は 何をか思はん

 
今年はあと弐百參十四日

【昨日の食事】
 朝ごはん:忘れた
 昼ごはん:近鉄名古屋駅で賈つたおこわ弁当 うまかつた
 夜ごはん:仕事を中斷したくなかつたのでカップ麺

【平成二十六年個人目標】
1.テーマ
 受け皿の拡大
 變化及び拡大していく事業のなかで、クライアント・仲間・アライアンス會社等の関係者のシーズ・ニーズ・ウォンツをさらにたくさん受け容れることができる自分を創造していく。

(理由)
  平成二十五年は、これまでにない仕事の充実をみた。しかしながら、より望めた高みを、自らの怠慢によって、本来のあり方から著しく低くしてしまった。怠慢 とは、感謝の気持ちが足りないことから起きる。自己都合から起きる。結果として、手紙・暗唱目標が達成できなかった。中身を創らない人生はダメだ。中期構想を実現するために、一切の自己都合を排除する年とする。どうしても必要なとき以外は飲みに行かない。

もう一度やり直せ
もう一度自己を鍛え直せ

2.実現すること
(1)年間定量目標の達成(事業・個人)
(2)年間訂正目標の達成
(3)週間行動具体策の実行
(4)日間行動具体策の実行(ルーティン)

3.行動目標
<朝の使い方>
①ブログを書く
②朝のおつとめをする
③昨日の仕事をまとめる
④全体的に仕事を觀る・視る・診る(これができるように常に手帳を改定する)
⑤これが終わるまで朝食を摂らない

<昼の使い方>
①交通機関での移動中:仕事の構想を練る・暗唱する・時間があれば読書
②事務所:具体化
③事務所での空き時間:整理整頓清掃

4.具体的目標及び行動具体策
(1)年間目標
<事業定量目標>
 事業計画を2月中に作成

<個人定量目標>
感謝する:3,600回の感謝の気持ちを具現化:手紙3,600通 578通/3,022通
整える:365回以上の整理整頓清掃回60/305回
創る:200冊以上の読書:83冊/137冊 読んだ本は最後に紹介しています
観る:和歌365通以上145/220首
診る:ブログ730通以上:243通/487
視る:士魂商才12冊:4冊/8冊
看る:体重75キログラム未満:81.5㎏ あと6.5㎏

<個人定性目標>
①平成二十六年二月末までに個人五か年計画作成
②平成二十六年一月十五日まで個人一か年計画作成
③平成二十六年二月末まで次年度事業計画作成

(2)月間目標
 毎週最終土曜日(もしくは最初の土曜日)に次月計画を作成

(3)週間目標
①先週検証・次週計画(土曜日)
②息子に手紙を書く
③先週業務(特にクライアント)の検証と方針立案

(3)ルーティン
①私は毎朝、朝のお勤め
をします(皇居遥拝、宗像大社遥拝、神棚拝礼)
②私は毎朝、三つの唱和をします(般若心経、教育勅語、大祓詞)
③私は毎朝、少しずつ新しい暗唱をします(今は、大学と終戦の詔勅)
④私は毎朝、連携先について5分ずつ深く思考します
⑤私は毎朝、一部分を順番に掃除します
⑥私は毎朝、前日の仕事を振り返り、まとめ、当日の仕事の方針を立てます
⑦私は毎日、新しいビジネスモデル構想を1つノートに書きだします(完成ではない)
⑧私は毎日、全クライアントのことを3分以上考えます
⑨私は毎日、5年間の夢、1年間の夢を3分以上眺めます
⑩私は毎日、10分以上次の事業づくりの勉強をします

【行動規範:八戒】
一、いつも最悪の事態を想定せよ
一、そして、今日一日の最良の行動をとれ
一、自分の事ばかりしゃべるな(ブログと士魂商才以外)
一、自分以外の人に強い興味を持て(ただし必要以上期待しない、過去の出来事にこだわらない)
一、自分の馬鹿さ加減を常に思い出せ
一、人から受けた恩は忘れるな
一、人へ施した恩はすぐに忘れろ
一、小さな仕事こそ丁寧にやれ

【読んだ本】
総 図解第二次世界大戦、総図解日本近現代史、月間致知二月号、名著で読む世界史 、黒田官兵衛の情報学、歴史小説の罠、別冊正論NHKよそんなに日本が憎いのか、日本文化本当は何がすごいのか、小さな修養論、WILL三月号、ひととき 二月号、ウエッジ二月号、正論三月号 、致知三月号、WILL四月号、中国共産党3年以内に崩壊する、正論四月号、ひととき四月号、日本の歴史本当は何がすごいのか、保守の心得、世界史の中の 日本本当は何がすごいのか、月間致知四月号、韓国人はどこから来たか、日本人ルーツの謎を解く、古代日本「謎」の時代を解き明かす、反日プロパガンダの近 現代史、歴史問題は解決できない 、知の武装、旧かなづかひで書く日本語、WILL五月号、ふるさとなる大和、私の國語教室、自衛隊最強兵器FILE、偉大なるしゅららぼん、消えたヤルタ 密約緊急電、とっぴんぱらりの風太郎、正論五月号、歴史通三月号、自衛隊ピア、ひととき五月号、ウエッジ五月号、歴史通五月号、致知、MAMORU、あの ね だいじょうぶだいじょうぶ 、VOICE五月号、PHP五月号、※ウェッジ五月号、ひととき五月号、WILL六月号、別冊正論EXTRA21、常識から疑え山川日本史下、一個人別冊 天皇と皇室、本当は恐ろしい日本国憲法(弐回目)、夢を実現する発想法、常識から疑え山川日本史上、空が青いから白を選んだのです、世界が憧れる天皇がい る日本、あのねだいじょうぶ大丈夫(弐回目)、単価100のツボ、増税と政局50年史、「靖國」のことを語ろう、嘘だらけの日米近現代史(弐回目)、総図 解第二次世界大戦、雪國、大地(上)、大地(中)、正論六月号、千羽鶴、大地(下)、十六歳の日記、帝国憲法の真実、国土と安全は経済(かね)で買える、 致知六月号、英国人記者が見た連合軍戦勝史観の虚妄、嘘だらけの日中近現代史、あなたの知らない日本経済のカラクリ※、MAMORU六月号、VOICE六月号、PHP六月号、歴史街道六月号、走らなきゃもったいない!

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コメント(2)

本当に錦織選手が日本人初の世界ランキング10位以内と書かれていましたね。
それでもって佐藤次郎さんの事を調べると、たしかに戦前に10位以内に入っていますね。

なぜメディアは佐藤次郎さんを無かったことにするのか?理解できませんね。ただの不勉強なのか、それとも何か意図してやっているのか?うーん、理解に苦しみます。テニスについては門外漢ですが、ことスポーツの記録についてはこの頃のメディアは不勉強も甚だしいと思います。

先日うちのブログでは野球の長打率についてメディアの不勉強を追求しましたが、まったく最近のメディアの不勉強さには呆れます。

佐藤次郎さんは若くしての自殺だったんですか?

 深田さん、コメント感謝します。そうなんです。二十六歳です。実は、当時のテニス界には早稲田派閥というのがありました。佐藤次郎は早稲田出身で、早稲田派閥から勝つことを至上命令のように言われて過度のプレッシャーがかかったとされています。昔は、スポーツも命がけですね。

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このページは、宝徳 健が2014年5月12日 03:40に書いたブログ記事です。

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