蚕起食桑

| コメント(0) | トラックバック(0)
 もう、小満なんですね。今は、七十二候 二十二候 小満 初候 「蚕起食桑」です。「かいこおきてくわをくう」と讀みます。 蚕が桑を盛んに食べ始めるころです。
 田に水が張られました。我が國が最も美しくなる季節です。山の緑も見事です。まさに若葉萌ゆです。

 私たちの子供の頃は田のあぜ道にもっといろいろな物が植えてありました。枝豆はその代表的なものですし、また、桑の木もたくさんありました。桑の實を食べて口の周りが紫になりました。お腹を壊すから桑の實を食べるなと母に云はれてゐましたが、つい食べます。口が紫になるのでバレバレでした。

 蚕は我が國の代表的な産業でしたが今ではすつかりさびれてしまひました。

 皇后陛下は、その傳統(伝統)を守るべく、今でも蚕を育てられています。

 富岡製紙工場が世界遺産になりました。すばらしい。

 學校では女工哀史と習ひましたが、本當(本当)にさふなのでせうか?一度、きちんと調べてみます。江戸時代、娼婦にまで教育を施し、年季明けの時には自立できるやうにしていた我が國です。實態は、別のところにありさふです。






トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/5384

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2014年5月22日 10:06に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「醜い(皇紀弐千六百七十四年五月十九日の日誌)」です。

次のブログ記事は「修理固成(皇紀弐千六百七十四年五月二十一日の日誌)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。