佐藤一斎先生の「言志四録」からです。
「人は苦樂無き能(あた)はず。唯だ君子の心は苦樂に安んじて、苦あれども苦を知らず。小人の心は苦樂に累(わずら)はされて樂あれども樂を知らず」
「人は苦樂無き能(あた)はず。唯だ君子の心は苦樂に安んじて、苦あれども苦を知らず。小人の心は苦樂に累(わずら)はされて樂あれども樂を知らず」
「人は誰でも苦樂がないことはない。立派な君子の心は苦樂をそのまま受け入れて安んじているから、苦があつても苦しむことを知らない。一方、小人の心は苦樂に煩わされているから、樂があつても樂を味わふことが出來ない」
昔、宇佐美の親父さんとご一緒させていただく期間がありました。「この方は、怖いといふことがきつとないんだらうな~」と思へるほど、達人の生き方でした。
昔、宇佐美の親父さんとご一緒させていただく期間がありました。「この方は、怖いといふことがきつとないんだらうな~」と思へるほど、達人の生き方でした。
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