長短

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 佐藤一斎先生の「言志四録」からです。

「人各々長ずる所有り、短なる所有り。人を用ふるには宜しく長を取りて短を舎(す)つべく。自ら処するには當(当:まさ)に長を忘れて以て短を勉むべし」

「人にはそれぞれ得意である面と、不得意である面がある。人を使ふ時には、その得意とするところを利用し、不得意の処は使はないやうにすれば良い。自分自身がやるときには得意とするところを忘れて、不得意とするところを努力して乘りこえるやうにすべきである」

 言志四録における共通点。すべて、主語が一人称なんです。これなんですね。

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このページは、宝徳 健が2014年5月30日 22:03に書いたブログ記事です。

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