蟷螂生

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 今日から、二十四節気 芒種(ぼうしゅ)です。稻など「芒(のぎ)=穂」のある穀物の種まきの頃なんで芒種です。

 そして七十二候 二十五候 芒種 初候 「蟷螂生」です。「かまきりしょうず」と讀みます。蟷螂が生まれ出ることです。私は、蟷螂が大の苦手です。子供のころ、蟷螂が肩に止まり、何かと思って振り向いたら、蟷螂と眼が合いました。うえ~~~~~。それ以来・・・・。

 さて、梅雨に入ります。梅雨の花がいろいろ咲きます。紫陽花。きれいですね~。くちなし。いいですね~。橘。文化勲章の花です。



くちなし


あじさい


 このうつとおしい梅雨に私たちの先輩は、たくさんの楽しみを与へてくれました。

 言葉もさふです。

五月雨(さみだれ)
五月の水垂れから「さみだれ」と呼ばれるさふな。

五月晴れ
梅雨の間に見える清々しい晴天

五風十雨(ごふうじゅうう)
五日に一度風が吹き、十日に一度雨が降る天気です。順調で農作物の都合に良い気候です。これが転じて、「世の中が安泰」であることにも使はれます。

 さて、美しい我が國が、さらに美しくなる時期です。休耕田を見るとがつかりしいますが、それでも、田に水が張られた美しさは、なんとも云へません。その他に白鷺が遊びます。

 斎庭の稻穂の神勅ですね。

 住吉大社では、六月十四日に「御田植神事」があります。神功皇后が田を設け、御田を作らせたのが始まりと云はれてゐます。まさか、神功皇后を知らないなんてことはないでせうね?

 最近、いろいろな人と話をしていて、日本人なら當然知つてゐて當たり前のこと知らない人が多いので、腰が抜けるほどびつくりしてしまひます。敗戰前なら小學生でも知つてゐることを・・・。

 この神事の最後に舞う踊りは、神功皇后が三韓征伐を終へて凱旋したときに、漁民が吉志舞を舞つたことが始まりとされています。三韓征伐知つてゐますよね・・・・・・???


住吉踊り


我が國は美しい。

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このページは、宝徳 健が2014年6月 5日 02:24に書いたブログ記事です。

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