得意と失意 弐

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 佐藤一斎先生の「言志四録」からです。

「得意の事多く、失意の事少なければ、其の人知慮を減ず。不幸と謂う可(べ)し。得意の事少なく、失意の事多ければ、其の人、知慮を長ず。幸いと謂う可し」
「思うやうにいくことが多く、失望することが少なければ、其の人は眞劍に考える機會がなくなり智慧と思慮が減少していくのであって、不幸といふべきである。逆に、思うやうにいかない事が多く、失望することが多ければ、その人は考える機會が多くなり、知慮と思慮lは増すのであるから、幸いといふべきである」

 うんうん。

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このページは、宝徳 健が2014年7月 7日 06:33に書いたブログ記事です。

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