惡を隱し善を揚ぐ

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 佐藤一斎先生の「言志四録」からです。

「人に於いては此くの如くせよ。諸れを己れに用ふること勿れ。「善に遷り過を改む」。己れに於いては此くの如くせよ。必ずしも諸れを人に責めざれ」

「他人の惡い點は取り上げずに、善い點を稱揚(称揚)する。これは、他人に對しては良いが、自分に對しては用ひてはいけない。惡いことに氣が付いたら善に遷るやうにして過を改める。これは、自分に對してはこのやうにするのが良いが、他に對して求め、責めてはいけない」

 名言ですね。逆の事が多い。

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このページは、宝徳 健が2014年7月13日 05:05に書いたブログ記事です。

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