忙中、苦中

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 佐藤一斎先生の「言志四録」からです。

「人は、須(すべか)らく忙裏に間を占め、苦中に樂を存す。工夫を著(つ)くべし」
「人は忙しい中にも、余裕のある心境をつくり、苦しみの中にも、心に樂しみを見つける工夫をすることが大切である」

 眞實や眞理といふものは、すこぶる単純です。その単純をわざわざ自ら複雑にして、自ら苦しんでいるのが人間なのですね。

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このページは、宝徳 健が2014年7月19日 16:29に書いたブログ記事です。

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