舵無きの舟、的無きの箭

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 佐藤一斎先生の「言志四録」からです。

「凡そ人事を區處するには、當(まさ)に先ず其の結局の處を慮つて、而る後に手を下すべし。楫(かじ)無きの舟は行(や)ること勿れ。的無きの箭(や)は發(はな)つこと勿れ」
「世の中の仕事をする場合には、先ずその事柄の終局の處を予め考へて、その後に着手することが大切である。舵のない船に乘つてはいけないし、的のない矢を射てはいけない。目標の明確でない事業を始めてはならないのである」

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このページは、宝徳 健が2014年7月20日 09:46に書いたブログ記事です。

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