嬌と筝は身を亡ぼす

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 佐藤一斎先生の言志四録からです。

「利を人に譲りて、害を己れに受くるは、是れ譲なり。美を人に推して、醜を己に取るは、是れ謙なり。謙の反を嬌と爲し、譲の反を筝となる。嬌筝は是れ身を亡ぼすの始なり。戒めざる可(べ)けんや」
「利益を人に譲り、損害を自分で引き受けるのが、譲である。良いことを人に推し、惡ことを自分が引き受けるのが、謙である。謙の反対を嬌といひ、譲の反対を筝といふ。嬌や筝は、身を亡ぼすもととなるので、十分戒めなくてはいけない」

 支那人や朝鮮人が理解できない言葉です。

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このページは、宝徳 健が2014年7月30日 05:49に書いたブログ記事です。

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