佐藤一斎先生の「言志四録」からです。
「騎(き)は登山に踣(たお)れずして、而も下阪に躓(つまず)き、舟は逆浪(げきろう)に覆らずして、而も順風に漂ふ。凡そ患は易に生ず。愼まざる可(べ)からず」
「騎(き)は登山に踣(たお)れずして、而も下阪に躓(つまず)き、舟は逆浪(げきろう)に覆らずして、而も順風に漂ふ。凡そ患は易に生ず。愼まざる可(べ)からず」
「人が乘つてゐる騎馬は、山登りの坂では倒れることはなく、下り坂で躓くものである。舟は激しい波にはひつくり返らず、順風の時に漂流してしまふものである。そもそも災は物事をあまく見る時に生じるものである。よくよく愼まなければならない」
順境にて悲觀し、逆境にて樂觀すですね。
または「成功は常に苦心の日にあり、敗事は多く得意の時に因る」ですね。
順境にて悲觀し、逆境にて樂觀すですね。
または「成功は常に苦心の日にあり、敗事は多く得意の時に因る」ですね。
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