佐藤一斎先生の「言志四録」からです。
「今日(こんにち)の貧賤に、素行する能(あた)はずんば、乃(すなは)ち他日の富貴に必ず驕泰(きょうたい)せん。今日の富貴に、素行する能わずんば、乃ち他日の患難に必ず狼狽せん」
「今日(こんにち)の貧賤に、素行する能(あた)はずんば、乃(すなは)ち他日の富貴に必ず驕泰(きょうたい)せん。今日の富貴に、素行する能わずんば、乃ち他日の患難に必ず狼狽せん」
「現在の自分が貧賤の境遇にあり、その貧賤を自覺し安んじて道を行つてゆくことが出來なければ、他日富貴を得た時、必ず傲りたかぶるであらう。今日の富貴の状態にあつて、それを自覺し安んじて道を行つてゆくことが出來ないならば、他日心配事や困難なことに出逢つた場合に、必ず慌てて処置出來ないであらう」
「順境にて悲觀し、逆境にて樂觀す」「敗事は多く得意のときにより、成功は常に苦辛の日に在る」ですね。
易經の潜龍、亢龍も同じです。眞理は太古の昔から變はつてゐないのですね。
「順境にて悲觀し、逆境にて樂觀す」「敗事は多く得意のときにより、成功は常に苦辛の日に在る」ですね。
易經の潜龍、亢龍も同じです。眞理は太古の昔から變はつてゐないのですね。
コメントする