佐藤一斎先生の言志四録からです。
「小壮の書生と語る時、荐(しきり)に警戒を加ふれば則ち聽く者厭ふ。但だ平常の話中に就kて、偶(たまたま)警戒を寓すれば、則ち彼れに於いて益有り。我も亦煩瀆(はんどく)に至らじ」
「小壮の書生と語る時、荐(しきり)に警戒を加ふれば則ち聽く者厭ふ。但だ平常の話中に就kて、偶(たまたま)警戒を寓すれば、則ち彼れに於いて益有り。我も亦煩瀆(はんどく)に至らじ」
「若い學生と話をするとき、しきりに注意や訓戒を入れると、聽く者は嫌がるものである。ただ、普段の會話の中に話題にかこつけて戒めの言葉を入れるやうにすれば、聽く者にとても聽きやすく有益であり、自分もまた手數がかかつてわずらはしいことにはならない」
確かにさうですね。
確かにさうですね。
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