百人一首 九十八

| コメント(0) | トラックバック(0)
風そよぐ 楢の小川の 夕ぐれは 禊ぎぞ夏の しるしなりける

 従二位家隆の歌です。

「風がそよそよと吹く楢の夕暮は秋のやうな涼しさだけど、行われている禊がまだ夏であることのしるしだなあ」
 従二位家隆とは藤原家隆です。定家と並び称される歌人です。定家とともに新古今和歌集の選者をつとめてゐます。

 情緒を感じる歌ですね。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/5578

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2014年8月16日 05:56に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「日経はまつたくだめです」です。

次のブログ記事は「天職」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。