綿柎開

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 今日から、七十二候 四十候 処暑 初候 「綿柎開」です。「わたのはなしべひらく」と讀みます。

 処暑は、暑さが少し和らぐ頃。綿柎開は、綿を包む咢(がく)が開く頃です。咢とは綿を包んでゐるものです。
 こんなのです。きれいですね。綿を初めて見た時、「白」とは、こんなに美しいものかと思つたのを覺へてゐます。



 綿花は、夏にハイビスカスに似た形の淡い黄色い花を咲かせるさうです。これは観たことがありません。花は一日でしぼんでしまふさうです。でも、開花してから五十日ほどで實が熟し、白い綿毛に包まれた種子をはじき飛ばします。この綿毛が繊維として使はれます。

 ふわふわとした綿の気持ちよさを最近はあじはふことができなくなりました。化学繊維などつまらないですね。




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このページは、宝徳 健が2014年8月23日 09:07に書いたブログ記事です。

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