心友と疎交

| コメント(0) | トラックバック(0)
 佐藤一斎先生の「言志四録」からです。

「世には、未だ見ざるの心とも有り。日に見るの疎交有り。物の睽合(けいごう)は、感応の厚薄に帰す」
「世間には、一回も会つたことがなくても、心のかよひあふ友が必ずゐるものであるし、毎日会つてゐても、形だけの交際に過ぎなひ人もゐる。人が本當に交際するのは、心と心との感応が厚いか薄いかによるものである」

 心友か~、いい言葉だなあ。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/5603

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2014年8月23日 09:25に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「綿柎開」です。

次のブログ記事は「金閣寺(歴史的假名遣ひと正しい漢字)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。