競躁の念

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 佐藤一斎先生の「言志四録」からです。

「凡そ仕途に在る者は、多く競躁の念有り。蓋し此の念有る時は、必ず晋む能(あた)わじ。此の念を忘るるに至れば、則ち忽然として一転す。事物の理皆然り」
「およそ組織の中で働いてゐる者の多くは、競ひあせる、人よりも早く出世したいといふ心がある。この心がある時は、かえつて出世も昇進もない。この他と競ひあせる心を忘れて、職務に専念して立派な仕事をするやうに心がけると、一転して昇進の機會が來るやうになるものである。物事の道理はすべてこのやうなものである」

 わかりますね~。この言葉。

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このページは、宝徳 健が2014年8月24日 00:03に書いたブログ記事です。

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