老人の修養

| コメント(0) | トラックバック(0)
 佐藤一斎先生の言志四録からです。

「老人は氣急にして、事、速成を好み、自重する能(あた)はず。含蓄する能はず。又妄(みだり)に人言を信じて其の虚實を察する能はず。警(いまし)めざる可(べ)けんや。
「老人は氣ぜわしく、何事でも早く片付けることが好きで、愼重に取り扱ふことが出來ず、腹の中に止め貯へておくことが出來ない。また簡單に人の言葉を信じて、それが本當かどうかを見究めることが出來ない。老人は、これらの傾向があることを辨へて、自分で注意して戒めなけらばならない」

 注意しないと・・・。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/5622

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2014年8月31日 09:34に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「金閣寺(歴史的假名遣ひと正しい漢字)」です。

次のブログ記事は「本當に我が國臣民の仕業?(皇紀弍千六百七十四年八月三十日の日誌)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。