佐藤一斎先生の言志四録からです。
「誠意は是れ終身の工夫なり。一息(いっそく)尚存すれば一息の意有り。臨歿には只澹然(たんぜん)として累無きを要す。即ち是れ臨歿の誠意なり」
「誠意は是れ終身の工夫なり。一息(いっそく)尚存すれば一息の意有り。臨歿には只澹然(たんぜん)として累無きを要す。即ち是れ臨歿の誠意なり」
「心を誠にするといふことは、一生涯を通じての工夫・努力である。一息でもある間は、一息の間の心があるのだから、人いきなりの工夫・努力が必要である。一生の終わりの臨終には、たださつぱりと心に何等の煩いがないことが肝要で、これが臨終の誠意といふことである」
死生觀ですね。敗戰後の堕落した私たちが失つたものです。
死生觀ですね。敗戰後の堕落した私たちが失つたものです。
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