SWDさんからいただいた、佐藤一斎先生の「言志四録」が今日で最終回です。平成25年7月7日から連載してきました。
「吾が軀(み)は、父母全うして之れを生む。當(まさ)に全うして之を歸すべし。臨歿の時は、他念有ること莫れ。唯だ君父の代恩を謝して瞑せんのみ。是れ之を終わりを全うすと謂う」
「吾が軀(み)は、父母全うして之れを生む。當(まさ)に全うして之を歸すべし。臨歿の時は、他念有ること莫れ。唯だ君父の代恩を謝して瞑せんのみ。是れ之を終わりを全うすと謂う」
「自分の軀體は、父母が完全な形で生んでくれたものである。だから當然なこととひて、完全な形でこれをお返ししなければならない。臨終のときは、外のことを考へないで、ひたすら、社会や父母の代恩に感謝して目を閉じるだけである。これを終わりを全うすといふのである」
最後に良い言葉でした。
最後に良い言葉でした。
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