菊花開

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 今日から七十二候 五十候 寒露 次候 菊花開です。「きくのはなひらく」と讀みます。

 十月十五日から十七日神嘗祭(かんなめさい)です。
 伊勢神宮の數あるお祭りの中でも最も由緒のある重要な祭事です。

 敗戰前までは十七日は祭日でした。今の我が國に祭日はありません。占領軍が皇室と臣民を切り離したのです。

 神嘗祭とは、その年の主食であり、命の糧である「お米」を神様に奉り、ご神德に感謝申し上げる祭りです。

 瓊瓊杵尊が降臨するときに、天照大御神が「米を以て民を養へ」とした、三大神勅のひとつである斎庭稲穂(ゆにわのいなほ)神勅 に基づくため、伊勢神宮では最も大切な祭となつてゐます。「神嘗正月」とも呼ばれてゐます。神嘗祭が二十年の時を刻むと「大神嘗祭」となり、「式年遷宮」となります。

 世界最古の國である我が國。世界で唯一歴史が連続した國である我が國。臣民がこの事實をかみしめ、そして、かういふ歴史を大切にしたいですね。

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このページは、宝徳 健が2014年10月13日 07:47に書いたブログ記事です。

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