橘始黄

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 昨日から、七十二候 六十候 小雪 末侯 「橘始黄」です。「たちばなはじめてきばむ」と讀みます。

 橘の葉が黄葉し始める頃です。

 京都御所の紫宸殿(ししんでん)には、「右近の橘、左近の櫻」が植ゑられてゐます。


紫宸殿です。

右近の橘です。

 文化勲章の紋でしたっけ?

 日本四大名家といはれる「源平藤橘」のひとつでもありますね。

 橘の語源は諸説ありますが、万葉集では、橘は、香り高い花として歌はれてゐます。「香りが立つ花」が「立花」となり、「橘」の字が當てられました。

橘の嶋の宮には飽かぬかも佐田の岡辺に侍宿しに行く

 万葉集には七十二首も橘を詠んだ歌があります。

 素敵ですね。











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このページは、宝徳 健が2014年12月 3日 03:55に書いたブログ記事です。

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