雪下出麦

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 昨日から、七十二候 六十六候 冬至 末候 「雪下出麦」です。「ゆきわたりてむぎのびる」と讀みます。

 雪の下で麦が芽を出す頃です。
 こんな風景ですかね。


 我が國は美しい。

 昨日は大晦日でした。みなさんも年越しそばを食されたと思ひます。

 私は、毎年大晦日は、岐阜のある料亭のおせち料理を取りに行つて、持つて帰ります。その他、いろいろな荷物も。今年は、パンやら鯖缶詰やら味噌煮込みうどんを持つて帰りました。重たいので、息子に梅田まで來てもらひます。それがいつも時分時なので、一緒にざる蕎麦を年越しそばとして食べます。いつも行く店があります。天ざると注文すると、大晦日は、ざるが食べ放題です。

 今年もそこで。うまかつた。そして、晩御飯に食べる寿司を、大起寿司で賈ひます。

 年越しそばは「蕎麦のやうに細く長く生きられるやうに」「蕎麦が切れやすいやうに、旧年の惡縁を斷ち切れるやうに」などなどあります。一説には、江戸時代は、掃除や集金なんかで忙しいから、すぐに食べられる蕎麦を食べたとか・・・。

 でも、ある蕎麦研究家によると、掃除や集金などは三十日までに終わつて大晦日は暇なので一家の主が蕎麦を打つて家族に食べさせたのだとか・・・。

 まあ、いいや。どれも面白いですね。一家の主が蕎麦を打つなんて我が國らしい。支那や朝鮮ではありえません。

 一年で一番落ち着く日です。今年もこの日だけはゆっくりします。

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このページは、宝徳 健が2015年1月 1日 02:53に書いたブログ記事です。

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