新聞やテレビで(皇紀弐千六百七十五年一月四日)

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 早いですね~。もう四日です。一日一日を大切にしないと。

 箱根驛傳はいいですね~。觀てゐると涙が出ます。襷をつなごうと必死に駆けるランナーたち。
 あの微妙なコンディション作りの中で、うまくいかないランナーもゐます。それでも、誰も其の人を責めない。みんなが一體となつてゐます。個人競技の團體戰の難しさですがそれを見事に克服してゐます。

 一方で、今日の産經新聞朝刊に「就活自殺7年で218人」といふ記事がありました。

 「?????」

 就職が人生の目的なのだらうか? だいたい、大學に入学する動機に「よい会社に就職するため」などといふ愚かな理由があります。大學は就職予備校ではありません。アカデミーです。知識はもちろん大切ですが、それを活かす人間性創りが、社會に出る前のモラトリアムとして許されてゐます。

 英霊たちがこのことを知つたら激怒することでせう。

 就職できないから死ぬ???? 新聞にはかう書いてありました。「専門家は、解決には雇用環境を改善することた先決だ」と。

 ??? それは企業の仕事ではない。 本人の問題です。

 中小企業に來れば、仕事はいくらでもあります。結局、自分の實力以上に髙望みし、其の企業に自分が受け入れてもらへなかつただけのことです。なのに、なぜ、死ぬのだらうか???皆目見当がつきません。

 かういふことをいふと「強者の理論だ」といふ人がゐます。

 すぐに「かはいさう」といふ社會は、すぐにかういふことを云ひます。「かはいさう」「救つてあげなければ」・・・。

 何を言つてゐるかさつぱりわかりません。

 世の中の役に立つことはいくらでもあります。私のところに來てください。仕事などいつでも、いくらでも斡旋します。

 「就活自殺」なんて言葉は初めてしりました。

 社會に出ると、逃げしたくなるやうな不都合不合理鬱陶しさ、不条理・・・、いくらでもあります。これを乘り越えることを「向上」と云ひます。弱い人間に合せることを「向下」と云ひます。

 だから企業面接で「この仕事は私に合つてますか?」といふ答へやうのない言葉や、退職理由に「仕事が自分に合ひませんでした」といふ理解不能な言葉が出てきます。

 仕事が社員に合はせてくれるのではありません。自分が仕事に合はせるのです。そして、その所属する團體の中で、自分の存在理由を見つけてゐく。それを「個性」と云ひます。

 勝手気ままにやることを個性とは云ひません。

 亡くなつた方にはお氣の毒ですが、こんな社會を次世代に引き繼いではいけません。

 修身を學びませう。敎育勅語を讀みませう。古事記を讀みませう。

ただひとつの 命を捨てる その理由 國家のためと 愛する人に

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このページは、宝徳 健が2015年1月 4日 10:18に書いたブログ記事です。

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