昨夕は岐阜は大雨でした。
弊社の岐阜事務所は、歯毉者さんのビルの三階にあります。
昨夕、外で軽く夕食をすませて、岐阜事務所に戻ってきました。すると・・・。
弊社の岐阜事務所は、歯毉者さんのビルの三階にあります。
昨夕、外で軽く夕食をすませて、岐阜事務所に戻ってきました。すると・・・。
とつてもかはいい、若い女性が、事務所のビルの階段にゐるではありませんか。ビルに入らうとする私をじっと見つめてゐます。
「歯医者さんの看護婦さんにこんな人ゐなかつたよな~」
と思ひながら、それでも私を見つめる女性にほんの少しだけドキドキしました。
階段を昇つてゐるときも、ずつと私を目で追ひます。
「ああ」と氣づきました。
彼女は傘を持つてゐなかつたのです。
「よかつたら、この傘使ひます?ビニール傘だから差し上げますよ」
といふと、
「ありがとうございます!!!」
と言つて、傘を私の手から奪うやうにして、走り去つてしまひました。先ほどまでの視線などどこかに飛んでいつてしまつたかのやうに・・・。彼女は、私を見つめてゐたのではなく、私が持つてゐる傘を見つめてゐたのでした。
いい年こいて何を考えとるんだ。っま、人生の結末なんてこんなものです。
「歯医者さんの看護婦さんにこんな人ゐなかつたよな~」
と思ひながら、それでも私を見つめる女性にほんの少しだけドキドキしました。
階段を昇つてゐるときも、ずつと私を目で追ひます。
「ああ」と氣づきました。
彼女は傘を持つてゐなかつたのです。
「よかつたら、この傘使ひます?ビニール傘だから差し上げますよ」
といふと、
「ありがとうございます!!!」
と言つて、傘を私の手から奪うやうにして、走り去つてしまひました。先ほどまでの視線などどこかに飛んでいつてしまつたかのやうに・・・。彼女は、私を見つめてゐたのではなく、私が持つてゐる傘を見つめてゐたのでした。
いい年こいて何を考えとるんだ。っま、人生の結末なんてこんなものです。
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